いつも作品を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。
現在、アルトリリア・セア・シュビラの物語を中心に、吸血鬼たちが生きる世界の歴史や、そこに関わる者たちの物語を書き進めています。
アルトリリアの物語では、ひとりの少女が失ったもの、傷ついた心、そして絶望の中で、それでも誰かとの出会いによって少しずつ未来を取り戻していく姿を描いています。
彼女の歩んできた道は、決して平坦なものではありませんでした。
幼い頃に奪われた幸せ。
大切な存在との別れ。
信じていた場所からの拒絶。
そして、自分自身の記憶さえ失ってしまうほどの苦しみ。
それでもアルトリリアは、完全に希望を失うことはありませんでした。
その小さな希望を拾い上げたのが、エラ・シャーロットです。
エラ・シャーロットは、長い年月を生きてきた吸血鬼です。
圧倒的な力を持つ存在でありながら、彼自身もまた多くのものを抱えています。
彼がなぜアルトリリアに手を差し伸べたのか。
なぜ失われかけた少女の命を守ろうとしたのか。
そこには、単なる同情ではなく、彼自身が長い時の中で抱えてきた想いがあります。
また、現在はシャーロット家に関わる物語にも力を入れています。
シャーロット家は、ただ名誉ある吸血鬼の一族というだけではありません。
長い歴史の中で、守るべきもの、失ったもの、そして受け継いできた想いがあります。
エラを中心に、シャーロット家の者たちが何を望み、何を背負い、どのような未来を選んでいくのか。
アルトリリアの物語と共に、その歴史も少しずつ描いていきたいと思っています。
物語を書いていると、登場人物たちは単なる設定ではなく、それぞれが自分自身の人生を歩んでいるように感じる瞬間があります。
最初に考えていた展開から変化することもあります。
しかし、キャラクターたちの心と向き合うことで、新しい物語が生まれていくことがあります。
これからも、吸血鬼、人間、そして様々な種族が存在するこの世界で、彼らが出会い、傷つき、それでも前へ進んでいく姿を描いていきたいと思います。
アルトリリアの物語も、シャーロット家の歴史も、まだ始まったばかりです。
これから先に待つ出会い、別れ、そして彼らが選ぶ未来を楽しみにしていただけたら嬉しく思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。