• ラブコメ
  • 現代ファンタジー

アリス×アリス クマクマ編 7

先ずは森下さんに話を聞く事にしました。
校舎、四階の三年生フロアーに来ていました。
「あ、あ、のー、森下さんは?」
「森下?あいつは止めておけ、イケメンだが生物の勉強だけが友達だ」
「い、いや……」
通りすがりの三年生に聞くと変な誤解をされてしまいました。
面倒でも瞑夜さんと来るべきでした。
そうだ、人捜しの宝石を召喚してみましょう。
私は魔法陣を描き、術式を唱えると……。
「クマ!!!」
なんてことでしょう、クマクマを誤召喚してしまいました。
「クマ?」
う、目が合った、やはり、私なのね。
「クマ、マ、マ……」
クマクマは何かしようとしている、などと冷静に見ていても嫌な予感しかしません。
そして……。
バケツをひっくり返したような雨が私の周りだけ降り、ずぶ濡れになってしまいました。
クマクマはニヤリと笑って消えていく。
誤召喚が上級妖魔でなくて良かったと割り切って森下さんを探す事に戻りましょう。
「森下、お前に会いたがっていた女子がずぶ濡れだぞ」
私の前に現れる男子、どうやら、森下さんのようです。
慎重に話を聞くと。
「生物室の鍵?持ってないよ、昔は借りれたらしいけど、ここ数年で警備上の問題とか」
どうやらハズレのようです。
ふぅー長い一日でした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する