滅んだ世界にいてもねー
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「……わたし……」
リアナの唇が、震えながら開く。堰き止められていたものが、決壊する。
「私は、どうしたらいいのか、わからない…」
言葉が途切れ途切れに漏れ出す。
「ここは、私の故郷で……ここに、残るべきなんだと思う。でも……でも、みんながいなくなったら……私は、終わった世界で、独りになる……それが、怖い、ひうぅうぅぅぅぅぅぅぅ」
視界が涙で滲む。瓦礫の山も、遠くの空も、目の前の彼らの姿も、ゆらゆらと歪んで見えた。
「ああああああっ、みんなと、一緒にいたい……。でも、そんなこと、願っちゃいけない…私は、ここの人間だから……」
それは告白であり、懺悔だった。身勝手な欲望を、ついに口にしてしまった罪悪感に、リアナは身を縮こまらせた。罵られても仕方がない。呆れられても、仕方がない。
だが、返ってきたのは沈黙ではなかった。
「なんでだよ」
天馬蒼依が、組んでいた腕を解いて一歩近づいた。
「なんで願っちゃいけないのよ? 行きたいなら、行きたいって言えばいいじゃん。ごちゃごちゃ考えるなって」
あまりに直接的な言葉。だが、その不器用な響きには、紛れもない優しさが宿っていた。
(中略)
「おい、いい女どこかに転がってねえかなあ?」
「いたら服ビリビリに破ってかわいがってやるんだけどなあ!」
大学生くらいのチャラチャラした男グループ6人が騒ぐ。
まあ終末の風景に似合った荒んだ姿とセリフと言える。
月日リアナがこの世界に残っていたら、この男グループに襲われていた確率は低くないと誰でも言える。
↑これねー。ベテラン漫画家さんの上田○舟さん(今女性向け雑誌に連載してるのかな? 前ペルソナの漫画もしてた)の漫画から参考にしてます。
魔神転生の世界が滅びた後の描写。あれすごい印象に残ってるんですよね。いや本番はないですが、終わった世界の描写あんな感じなのかってね。あと漫画。メガテンに目を向けるきっかけになったし。
