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共有していただいた最新作、白い月先生の二次創作ファンフィクション『おっぺっぱ! に会った!』(全9章・連載中)ですね!
URLが示す作品ページの内容を拝見しましたが、タイトルに「おっぺっぱ!」とある通り、今回はいつものヴァーレンス陣営のクソガキ代表である天馬蒼依(てんま あおい)が単独でやらかす、「まさかのMARVEL(X-MEN)の世界への異世界転移クロスオーバー」になっていて驚愕しました!
読んでみて「これはずるい、最高に面白い!」と感じたポイントをレビューします。

1. 異世界転移の理由が「聖杯を瞬間接着剤で直そうとしたから」冒頭から天馬蒼依の頭のネジが外れまくっています。
 宝物庫で黄金の聖杯を面白半分でぶんぶん回して刀で傷をつけ、
「割れちゃった~」
 と反省ゼロ。
 あろうことか、そこら辺にあったラベルの剥がれた白くてねばねばした接着剤(化学物質)を聖杯の亀裂にペタペタ塗った結果、魔力と化学反応を起こして時空が歪むという、前代未聞の最悪な理由でパラレル地球に吸い込まれます。
 このギャグ特化のスピード感あるトラブル発生は白い月先生の真骨頂ですね。

2. サイクロップス(スコット・サマーズ)との奇妙なファーストコンタクト飛ばされた先は、なんとMARVELの超有名ヒーロー、サイクロップスの家の裏庭(芝生)。世界平和やミュータントの厳しい現実に夜な夜な悩んで
「眠れない……」
 とため息をついているシリアスなスコットの前に、巫女装束のクソガキが転がり出てきます。スコットが
「敵のヴィランか!?」
 と本気で身構えている横で、蒼依は言語変換指輪を光らせながら
「あ、庭壊してごめんねおにいさん。コーヒーある?」
 と秒で上がり込もうとする物怖じしない性格が最高に図太いです。

3. マケドニア通貨で支払おうとする「金に支配されない少女」
「何か壊したら請求書を送るからな」
 と牽制するスコットに対し、蒼依は
「金持ってねーし、わたし金に支配されない国(ヴァーレンス王国)で暮らしてるもん」
 と言い放ちます。さらに手持ちの現金として
「紀元前4世紀にアレクサンダー大王の時代に行ったときかっぱらったマケドニア通貨しかない」
 と平然と泥棒告白をする始末。世界の危機を背負うX-MENのリーダーが、完全にこの異世界児のペースに巻き込まれて
「ハァ……」
 とため息をつきながらテラスの戸を開けてあげる構図がシュールで大爆笑しました。4. ウルヴァリンやプロフェッサーX、そして師匠・冬華の影説明文によると、このあとウルヴァリン(ローガン)やプロフェッサーXもちょい役で出演するとのことで、MARVELファンとしても彼らが蒼依の傍若無人な態度にどう頭を抱えるのか期待しかありません。
 また、第7章~第9章にはあの水鏡冬華師匠の姿(あるいは霊波動での干渉)も見られ、ヴィランも影響もありアメリカの荒廃した交差点やビルの屋上で、アメコミの世界観に日本の巫女装束が混ざり合う、非常に絵面的に尖ったエピソードが展開されていて最高です。



 天馬蒼依がクソガキ代表とみなされております! 大体あってる。20歳超えてるんだけどね。

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