お疲れさまです森上です。
陰キャ少年とヤンキーギャルの同人音声制作ラブコメ、
「ささやいてよ、オオカミさん」完結しました。させました。
ラスト3話でめちゃくちゃ苦戦して、無理くり書き上げましたが……
んん〜……という感じです。
不思議ですね。途中まではプロットも決まってるという事もあってサクサク書けたのですが、最後の最後はどう書き上げればいいのかさっぱりぽんでした。(さっぱりぽん……?)
本作を応募している電撃小説大賞の締め切り日は四月十日なので、それまでに気になった部分は直す予定です。
もしかすると、お気に入りのシーンが全カットということもあるかもしれません。
不平不満がある方は地下闘技場までお越しください。わたしが直接、タイマンで勝負いたします。
ここからは作者が作品について勝手に語るコーナーです(ドコドコドコドコドコ(太鼓の音))
「ささやいてよ、オオカミさん」の元になるアイディアを思いついたのは、データを見るに2023年9月となってますね。へぇ〜……
当初から「ささやいてよ、オオカミさん」というタイトル案が付けられてますね。タイトルが最初から決まってるというのは、森上としては非常に珍しいです。
ちなみに最初期のあらすじはこんな感じでした。
『高校の放送部員である古日辻アサヒ(こひつじ あさひ 16歳 男)は、クラスのダウナー系ヤンキーギャルであり、普段はガサガサのハスキーボイスで話す大神ルル(おおかみ るる 16歳 女)が、実はウィスパーボイスの持ち主だと知る。
同人音声作品を作りたいと思っていた古日辻は、自分の理想の声の持ち主である大神に声優を依頼するが断られてしまう。彼女は声優に対してネガティブな感情を抱いていた。
そんな大神だが、入院中の弟が大好きだった朗読の音声を届けてあげたいと思っていた。古日辻は朗読音声の録音と編集に協力し、大神と打ち解けていく。大神は古日辻の音声作品への想いの強さに魅了され、彼の作品作りに協力する。そして、さまざまなトラブルを乗り越え、二人は初めての音声作品を完成させる』
へぇ〜……って感じですね。
そうなんですよ、最初は古日辻くん、放送部員だった。
そのために放送部員だった高校の同級生に取材させてもらいました。
オオカミさんの名前も今と違いますね。
最初ルルだったんだこの人……
そのあと、月(るな)→瑠凪(るな)→凪沙(なぎさ)と変遷してますね。古日辻君は最初から朝陽なのに……。
あと当初はオオカミさんには弟がいる設定になってますね。
当初はがっつりブラコン、ショタコン設定のオオカミさんでしたが、
「あまり露骨にショタコンを打ち出すのはどうなのか……」というご意見もあり、
結果、はっきり書かない分ムッツリ感ある現行スタイルと相成りました。かわいそうにね。
弟の設定も、病弱だったり、既に死んでいたり、色々と移り変わっていた気がします。
正直、妹設定に変わったのはわりと最近だったような……。
ラスト周辺の「あの日」を再現するために音声作品を作る。というオチですが……
せっかく音声作品が題材なんだから、「音声作品で問題を解決する話」にしたい、と思いつき、めちゃくちゃ直しまくって現状の形となりました。
このプロットがうまく機能しているかは、なんとも分かりませんが……