陰陽師。
その単語を人生で初めて目にしたのは、CLAMPさんの『X(エックス)』というコミックでした。
その陰陽師の青年が容姿端麗だった事もあり、陰陽師=イケメン、みたいなイメージがつきました。
本格的にのめり込んだのは、夢枕獏さんの小説と、それを原作にした野村萬斎さん主演の映画から。
晴明と博雅の、正反対なキャラなのに絶妙に噛み合ってるところが好きでしたね。
晴明におちょくられる博雅の渋い顔とか想像して、ニヤニヤしてました。
今陰陽師を書いてるのもあり、久々に読み返してみました。
読んだ事ある方は分かると思うのですが、この小説、地の文が究極に短いのです。
とにかく雰囲気で伝える。
これぞ引き算の美学。
昔のファイナルファンタジーの、天野喜孝のイラストみたいな、イメージの世界です。
あと晴明が何唱えているのかとかも、ほとんど書かれてなかったんですね。
(長いシリーズなので、どこかで出ているのかもしれませんが…)
パティスリーシノノメの主人公の1人、博臣の名前は、こちらの陰陽師の博雅から着想を得ました。
晴明からとるのは、多くの人がやってるのもありますが、
どこか人間離れしたところもある晴明と、情に厚く熱血漢な博雅の、中間くらいで描けたら、とイメージしました。