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1日前
「ご注文をどうぞ」を非公開にいたします
連載中の「ご注文をどうぞ」ですが、公募に出すことにしたため、非公開とさせていただきます。 読んでいただいた方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。
6月18日
ご注文をどうぞ 第17話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 手に持つ大きなボトルの中で、茶色の液体がだぷんと揺れた。開けた蓋のふちには、乾いて固くなったソース。 どうして、封が切ってあるんだ。
6月15日
ご注文をどうぞ 第16話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 人さし指の先端が、俯く僕の、すぐ目の前に。 かたん。 僕の手からボールペンが落ちた。かた、かたと転がっていく。 メモは白紙のままだった。
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6月12日
ご注文をどうぞ 第15話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 へのへのもへじの顔をした蝋人形を前に俯く僕。それじゃ、いつまで経っても注文対応は終わらない。
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6月9日
ご注文をどうぞ 第14話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 途中、という言葉。 店員さんは、何を思い浮かべますか。 スプライトの氷が崩れて、くしゃりと音を立てた。
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6月8日
【読書記録】超個人的時間旅行 / 藤岡みなみ 編
エッセイアンソロジーを読む時は、気に入った書き手でページを折る。 折った中に小川哲がいた。観ようと思っていた映画の原作者であることに、その日になって気がついた。次は、その本にしようと思う。 これも、小さな時間旅行かもしれないな。
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6月6日
ご注文をどうぞ 第13話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 途中をください。 それは、バーガーに向けられた言葉なのか、それとも。
6月3日
ご注文をどうぞ 第12話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 黙ってつつみ紙を折っている。 四つ折りにして、開いて。紙を九十度回して、また四つ折りにして。 その内、何周したかよく分からなくなった。
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5月31日
ご注文をどうぞ 第11話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 変な客が訪れるのを、レジで待っている。大量の百円玉を財布に忍ばせて。 ガラスドアの向こうに、新たな客の気配がした。
5月30日
【読書記録】夜に猫が身をひそめるところ: ミルリトン探偵局/ 吉田音
黒猫が持ち帰る不思議なおみやげ。どこから来たのか、誰のものなのか、謎は解かない。ただ推理するだけ。 一方で別の視点からものごとを見ると、おみやげが少し違った意味を持つ。 柔らかくて幻想的な比喩も相まって夢を見ているような感覚で読み切りました。続編があるらしいので、近いうちにそれも。
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5月28日
ご注文をどうぞ 第10話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 客の注文に応えるため、僕は金庫の前に立っている。真鍮色の取っ手に、ゆっくり手をかけた。
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5月25日
ご注文をどうぞ 第9話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 ハンバーガーと本。 この二つが並ぶ理由が分からない。
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5月23日
【読書記録】ポトスライムの舟 / 津村記久子
「ポトスライムの舟」 文字を追うというより、会話や音を聞いて物語を味わう感覚。とても心地よかった。 最後、少しだけ自由になったように見える主人公の姿が印象的だった。 「十二月の窓辺」 重たくて、すごく優しい話だった。 登場人物は誰一人救われない。ただ、主人公の世界の見方がほんの少し変わるだけ。それなのに、読後はこんなにあたたかい。
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5月22日
ご注文をどうぞ 第8話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 レジの前に座り込んで、一人で話しながらバーガーを食べている。この人はどうやら、この店の常連らしい。
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5月21日
【読書記録】ぼくの死体をよろしくたのむ / 川上弘美
ページに並ぶ言葉は少ないのに、お話それぞれの人物が心の中で明確に立ち上がる。すてきな読書体験でした。特に気に入った話をいくつか。 「大聖堂」 大きなことは起こらないのに、アパートがいつの間にか頭に染み付いている。 一緒に暮らすのであれば、私もつばさがいい。 「憎い二人」 年の差があると友達は成り立たない。狭い料簡だと同じように思いかけて、自分にもそんな友達は居ないことに気がついた。
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5月19日
ご注文をどうぞ 第7話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 「申し訳ありませんでした」 全く同じ調子で、先輩は繰り返した。 目の前で震える客の怒りが限界に達するのを、肌で感じた。
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5月16日
ご注文をどうぞ 第6話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 広げたハンバーガーのつつみ紙の上に、半透明の液体がゆっくりと広がって染みを作っていく。僕は生卵の殻を持ったまま、それを見下ろしている。
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5月14日
ご注文をどうぞ 第5話を公開しました
深夜のダイナーには少し変わった客が訪れる。 カウンターに立つ僕の隣には無愛想な先輩。 今夜もまた、よく分からない注文が舞い込んだ。 キャッシュトレイに乗っているのは図書カード。カードに描かれた子猫がこちらを見つめている。 ハンバーガーの代金として、図書カード。
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