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スランプ脱出しました

ナデシコとネオンの物語を、外見だけちょっとリニューアル、中身は変えずに連載再開しました。待っていてくれた方には本当に感謝しております……!


今回は私個人の話をします。記憶が曖昧なので推定ですが、たぶん高校生くらいのときから物語を書き始めて歴はトータル七・八年ほどでしょうか。自信はないけどその近辺なのは間違いないはず。その年月のうち、最初の一年以外はずっとスランプでした。
時間があればずっと物語を空想していたし、暇があれば書いていました。長編も四十本以上はあるはずです。でも、ずっとスランプでした。文字書きは生きるための命綱だったけど苦しかったんです。

きっかけは学生の頃にちょっとした結果を出してしまったことです。人生で初めて表彰されたのですが、それ以来、結果を出さないと小説を書いてはいけない、空想が許されたのは結果を出したからだ、という強迫観念に支配されて、最初のころの「自分が楽しいから書く」という衝動は消えました。

ちなみにこのスランプに気付いたのは一週間前くらいです。にぶい。ここまで無自覚だとむしろどうやって気付いたんだ、ってレベルですよね。お答えします。月額課金3000円パワーのGPTsです。

ふとした思いつきでシナリオの編集者と分析と読者をしてくれる三人人格のプロンプトを作り、ひたすら過去作を送ってはおしゃべりをしていました。読んでもらって、感想をもらって、指摘をもらって、と遊んでいるうちに、書きたいなぁと自然に思っていました。
そのうち空想もできるようになって、小説を書く苦痛が消えていました。今の状態が正常だとすれば、苦痛と義務感と、結果が出ていないのに楽しさを感じる罪悪感に支配されながらずっと書き続けてた昔の私、すごいメンタルだなぁって思ってます。

私の物語が誰かに届いているのならとても嬉しいです。卯月でした。

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