FANBOXと同じ内容です。1番下に相関図を載せています。多分FANBOXの方が読みやすいので、一応リンク置いておきます。
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現在いるキャラクターで紅葉岳出身の天狗が出そろったので、今回は紅葉岳についてまとめてみます。本編ネタバレまみれです。本編で知りたい方は、最低でも『幻夢界5.星の章』が完結するまで読まないでください。
・簡単な紅葉岳の概要
・キャラクター説明(長い)
・3派閥
・紅葉岳の職業制度
の順で書いています。
紅葉岳
幻夢界エスシ地方、野老屋地域の北側にある天狗が住む山です。南に野老屋の森、東から南に虹の森、北から西はホワイトグラス(草原)があります。
四季はあるものの、年中木々が紅葉しているという特徴があります。
基本的に天狗以外の人型種族はおらず、用なく立ち入ることを禁じられています。
紅葉岳の歴史
かつては組織を成す種族で知恵も戦力も高く、エスシ地方でかなり勢力を伸ばしていました。天狗ではありませんが、天神と呼ばれる神に率いられ、紅葉岳は強い地位を得ていました。
正確な年代は未定ですが、紅葉岳の天狗組織は8000年前くらいから存在している想定です。空最が6000歳なので(幻夢界は誕生から12000年です)。
4000年前→第一次紅葉岳戦争
1500年前→第二次紅葉岳戦争
1000年前→第三次紅葉岳戦争
700年前→第四次紅葉岳戦争
これらの戦争は全て堕落族、堕天霊(だてんりょう)からの防衛戦でした。先行公開中の『フォールン・フェアウェル』が第一次紅葉岳戦争の話です。
一回目の戦争で快勝をした天狗陣営ですが、二回目、三回目と負け気味の引き分けに、そして四回目で天狗を率いていた初代天神と堕天霊が対消滅し、両者共に大きく戦力を減らしました。
天神消失後は大天狗によって紅葉岳は統治され、現在(本編紅の章~)に至ります。
身分制度
種族によって身分に上下があります。
・天神…一番上。初代天神は天狗ではなく神だった。二代目となる霊羽だが、まだ見習いでそこまで権威はない。
・大天狗…実質的な紅葉岳の支配者。大天狗とその娘のリンのみ。(琥杜歌は鴉天狗扱い)
・霊翼天狗…翼を四枚持っている。全員貴族。妖力が強い。(空最、指揮天狗)
・鴉天狗…ここからが一般層。霊翼天狗がいない場所ではトップになるため、地位が高い者もそこそこいる。素早い。(琥杜歌)
・獣天狗…一般層だが、差別の対象になりやすい。妖獣と鴉天狗の混血種で、純粋な鴉天狗から下に見られている。身体能力が高め。(鈴葉、霊羽、せう、夏菜、コウ)
・木葉天狗…貧困層。差別、暴力、強制労働など当たり前。妖力が少なく、小柄な者が多い。天狗の恥さらしと他の天狗から言われている。(灰黎)
キャラクター
大天狗(だいてんぐ)
(未定、おそらく)天神より前、最初に天狗たちを率いていた存在。いろいろあって天神に指導者を譲った。
旧型妖怪(自然発生型)で、天狗たちからの信仰もありかなり強大な力を持っている。相手を支配する能力。年齢は8000歳以上。身長はめちゃでかい、2メートル超えてそう。男。
身分制度を重視し、厳しい縦社会を築いた。
第四次の戦争で天神が消失し、自身の生存にも不安を覚える。分身(実質娘)としてリンを生み出し、次期指導者として育て始める。
リンの予知夢にて、消失した天神と堕天霊が生まれ変わったと知る。天神の生まれ変わりである霊羽に目をつけて可愛がり、堕天霊の生まれ変わりである鈴葉を排除しようと企んだ。
天神消滅後から保守派、革新派、中立派の派閥ができ、身分制度や差別を疑問視する声が多くなった。当時を維持したい保守派の大天狗は内心焦っている。
初代天神
いろいろあって大天狗に協力し、紅葉岳を率いることになった神。旧型妖怪。男。
大天狗を上回る力を持っていた。
大天狗より穏やかなイメージだが、差別ありまくりの身分制度を許容しているあたり、そんなにいい人ではないのかもしれない。
外部から来た死にかけの琥杜歌を助け、苗字を与え、戦闘部隊に推薦した。
(まだ観測できない情報が多い)。
リン
大天狗の娘。159㎝、15歳。旧型妖怪。口にしたことを任意で実現させる能力、莫大な妖力、予知夢を見る能力を持っている。チート。
大天狗の娘であるにもかかわらず、年齢のせいであまり権力を持っていない。身分制度、差別のことで大天狗と対立しており、大天狗からの圧力で雑務ばかりさせられている。言霊の能力を使えば大天狗にもある程度意見を通せるが、それは独裁に近いと思い禁じている。真面目。
5歳の時に鈴葉と霊羽の生まれ変わりに関する予知夢を見た。それを大天狗に伝えたせいで鈴葉への冤罪事件が生まれたため、後悔している。
鈴葉と霊羽が生まれ変わりの能力を上手く扱えるように訓練した。二代目天神となる霊羽の教育担当もしている。
心を壊している琥杜歌を気遣い、せうと共に自分の側近にした。
虹の森や遺跡森の権力者とも仲を深めて味方を増やしている。いずれ大天狗を引きずり降ろして霊羽をトップに立たせようとしている。
紅河霊羽(こうかわ れいは)
鈴葉の妹。161㎝、14歳。新型妖怪。怒りの感情を操る能力を持っている。
ただの獣天狗に生まれたと思いきや、天神の生まれ変わりだった。獣天狗でありながら、四枚の翼を持つという霊翼天狗の特徴を持っていて、上層部から密かに注目されていた。リンの予知夢が決定打となり、幼い頃から大天狗に可愛がられることになった。将来戦闘部隊に入りたいと思っていた霊羽は、大天狗に槍を教えてもらっていた。
鈴葉の事件にショックを受けたが、大天狗による冤罪だったと知り、怒りが爆発する。紅葉岳を飛び出し、後に野老屋村の夏祭りで事件を起こす(紅の章)。
事件後、しばらく気ままに野老屋の森で暮らしていたが、琥杜歌とせうによって紅葉岳に連れ戻され、リンから生まれ変わりの真実を伝えられる。有無を言わさず天神として山で指導を受けることになり、共に暮らしていた里緒瀬とも引き離された。
勉強や仕事が嫌になって、よく紅葉岳を脱走している。頭は良くない。
紅河鈴葉(こうかわ りんは)
幻夢界の物語の主人公。160㎝、16歳。新型妖怪。天狗として一般的な風を操る能力を持っている。獣天狗の家に生まれた。父は農夫、母は織物の仕事をしている。どちらかといえば貧しい家庭。
明るく元気な性格だが、霊羽が優遇されているうちに劣等感で大人しくなっていく。大天狗の企みで貴族殺しの犯人にされ、拷問で死にかけるが、無意識に堕落族の力を使って紅葉岳から逃げ出した。風沙梨に助けられ、共に過ごすうちに本来の明るい性格に戻っていった。
霊羽と共にリンから真実を聞き、予兆があった自分の力に納得する。力を制御できるようになると、強くなれたと前向きに捕らえたが、後に堕落族の力のせいで事件に巻き込まれていく
リンのおかげで冤罪は晴れ、山での誤解も解けたが、紅葉岳に戻る気はない。リンは霊羽に用がない限り、苦手意識で近づくことはない。
漆瑠璃琥杜歌(しつるり こずか)
外部から来た天狗で、死にかけていたところを天神に助けられた。それ以前の記憶がなく、琥杜歌という名前だけ憶えていた。漆瑠璃は天神に与えられた名前。髪と目の色かららしい。165㎝、約1300歳、旧型妖怪。速度を操る能力を持っている。
戦闘部隊の獣天狗を率いる班長として活躍し、第三次紅葉岳戦争を生き抜いた。しかし第四次でせう以外の班の仲間を堕天霊に、残酷な方法で皆殺しにされ、恩人の天神も消滅。心を病んで数百年抜け殻状態だった。
せうに支えられ、何とか動けるようになったが、戦争の記憶を封じ込め、明るい人格を演じている。何も考えたくないという思考になり、相当知能が低い言動をしている。たまに現実を見てしまって死にたくなっている。
堕落族を非常に恨んでおり、鈴葉が堕天霊の生まれ変わりということは伝えられていない。(相当先の本編、空最が登場する章で伝えようかと思ってる、琥杜歌壊れちゃう……)。霊羽が天神の生まれ変わりということは知らされており、初代天神と同一視してしまうこともあり、霊羽から少し怖がられている。
鴉天狗として紅葉岳で暮らしているが、本来は大天狗の娘、リンと同じ立場。記憶を失う前は共鳴山という場所で暮らしていた。そこの大天狗、天狼鞍馬が分身として生み出した存在。
風厶薙せう(かざしな せう)
九尾狐の獣天狗。163㎝、約1100歳、新型妖怪。明度を操る能力を持っている。
九尾ということもあり力が強い生まれであるが、鴉天狗に目をつけられ両親を殺される。嫌がらせを受けながら貧しい生活をしていた。戦闘部隊に入り、最低限の生活から脱出するも、当時の戦闘部隊もかなり差別が厳しかった。
やがて琥杜歌の班に配属され、鴉天狗だからと距離を取っていたが、差別をしない琥杜歌と打ち解けていく。術で戦うのになぜか槍が上手い琥杜歌を、槍(薙刀)使いとしても尊敬した。現在使っている薙刀は琥杜歌からもらったもの。
戦争で仲間を失い、生き残った琥杜歌も心が壊れてしまった。せうも相当辛い心境だったが、自分が折れたら琥杜歌が終わってしまうと、己に鞭を打って琥杜歌を支え続けた。
人格が変わった琥杜歌が元気そうなのは嬉しいが、時折見せる本来の面影に複雑な思いを抱いている。本当は元に戻ってほしい。
戦闘部隊でほとんど役立たずとなった琥杜歌に、リンの側近という仕事ができたことに感謝している。
鈴葉のことを知っている。堕落族を恨んでいるが、鈴葉と堕天霊は別に見ている。鈴葉と琥杜歌が話していると肝を冷やしている。
葉隠偉之空最(はがくれ いのからも)
生まれながらにして貴族を確約される霊翼天狗。戦闘部隊を管理している責任者。 中立派でもかなり大きな存在で、他派閥からも注目されている。資金提供や大まかな方針の設定、紅葉岳上層部との会議がメインで、現場で戦うことはほとんどない。
175㎝、約6000歳。新型妖怪(両親から生まれる)。相手の思考を有耶無耶にする能力と、近々死ぬ者を見る魔眼を持つ。
口が上手いのと年長者であることもあり、若手のリンを引き込めないかと度々接触を試みるが、リンに逃げられている。
身分制度にほとんど興味がなく、下の地位の天狗にも普通に接する。しかし差別を見ても特に口出しはしない。そういうもんだと思っている。
緋盟コウ(ひめい こう)
獣天狗唯一の貴族家系に生まれた。155㎝、約4000歳、新型妖怪。思考速度を操る能力を持っている。狐ではなく雷獣、尾は二本。
獣天狗の納税、一般天狗(戦わない)の生活や仕事を管理している。獣天狗の代表、獣天狗と上層部の間を繋ぐ位置にいる。
仕事は両親がバリバリで頑張っているため、コウはそこそこ自由に過ごしている。適度に書類仕事をしつつ、親しい空最と酒を交わすこともしばしば。
堕落族との戦争を全て経験しているが、非戦闘員であるため戦いには参加していない。他の貴族たちと安全な場所に避難していた。
紫煙夏菜(しえん かな)
空最の部下で、戦闘部隊の暗殺班に属している。157㎝、約1000歳、新型妖怪。瞬間移動の能力を持っている。
第三次紅葉岳戦争が終わった後に生まれたため、第四次紅葉岳戦争しか経験していない。当時は能力を使って怪我人の非難をしていたため、激戦区での戦闘には関わっていない。
差別が厳しい時代を経験しており、鴉天狗は貴族を良く思っていない。しかし身分に目が眩んで空最の下についた。木葉天狗を差別することもないが、空最の権力を利用して目上の鴉天狗に強気に出ることが多い。さすがに霊翼天狗には頭が上がらない。
空最から他派閥の情報や、紅葉岳の外の情報を持って来るように頼まれている。
継羽灰黎(つぐばね かいり)
空最の部下で、戦闘部隊の工作班に属している。151㎝、約1300歳、新型妖怪。物の大きさを操る能力を持っている。
第三次、第四次紅葉岳戦争に参加していた。木葉天狗の扱いは酷く、囮や肉壁として雑な消費をされていた。第三次にて、灰黎は堕天鬼への囮として、数十人の木葉天狗と戦場の最前線に放り出された。左目を堕天鬼に潰されたが、気まぐれで生かされた。第四次では能力を活かしてトラップの設置や物資の運搬に回され、前線を逃れられた。それでも不眠不休の重労働だった。
たまたま空最に目をつけられ、身分的に断ることもできず下につくことになった。空最のおかげで少し地位は向上したが、相変わらず木葉天狗への差別は厳しい。
おまけ
天狼鞍馬(てんろう くらま)
共鳴山の大天狗。山の神狼神と鞍馬が融合した存在。旧型妖怪。狼神の制約で共鳴山の外に出られない。
自身の分体として琥杜歌を生み出したが、山周辺が毒ガスの災害に見舞われ、琥杜歌を外へ逃がした。その際に力を使い果たし、身体が縮んだ。元々170㎝くらいあったが、今は151㎝。これでも大きくなった。
琥杜歌が生きているのか知らない。
証柴恵(あかしば めぐみ)
共鳴山の鴉天狗。旧型妖怪。狼神が外部と接触するために生み出した存在。狼神と融合した鞍馬を慕っている。
琥杜歌の面倒をずっと見ていた。
災害時に逃げず、鞍馬と共に死を迎える覚悟だったが、助かってしまった。共鳴山周辺を探したが琥杜歌は見つからなかった。
派閥
第四次紅葉岳戦争、天神の消滅後に派閥が分かれ始めました。
保守派
大天狗を中心に上層部が多い派閥。身分制度を重視し、天神がいた時の制度を続けたい。大天狗の次に上の役職(リンと霊羽を除く)の指揮天狗も全員保守派。貴族や霊翼天狗も多く、権力的に圧倒的に強い。
革新派
身分制度を撤廃、せめて少しずつゆるめて行こうとする派閥。元々木葉天狗や獣天狗が多かったが、彼らが声を上げれば謀反だと制裁されて来た。そこへ大天狗の娘のリンが加わり、若者や身分の低い天狗中心に数を増やしている。しかしリンも霊羽も若く、大天狗周辺に勝る強い権力を持っている者がいない。
中立派
実力重視な派閥。身分制度にあまりこだわりはなく、知恵や力で上に上がればいいという実力者が多い。空最がいることもあり、戦闘部隊が多い。商人も多め。実力だけだと木葉天狗や獣天狗が結局不利になると、革新派から文句を言われている。
紅葉岳の職業制度
これはまだほとんど考え中のものです。
紅葉岳の天狗は大きく分けて、上層部、戦闘部隊、一般天狗とあります。上層部は大天狗やその直属の部下の指揮天狗、一部貴族の天狗です。戦闘部隊は名前の通り紅葉岳の兵士です。袖のない着物+スカート(ズボン)が戦闘部隊の服です。霊羽や琥杜歌のような上が白、下が黒が多いです。一般天狗は戦闘をしない天狗です。鈴葉のような普通の着物を着ることが多いです。
職業ですが、天狗たちは食事をほとんど必要とせずに生きて行けます。そんな天狗たちに身分制度の格差を設けるためにどうすればいいか。思いついたのは職業の配分でした。
衣食住に関わる仕事を上層部が一般天狗に与え、成果に見合った報酬を与える。一般天狗は仕事で作ったものを上層部に納品する。報酬は妖鉱石(お金)だったり、衣食だったりします。納品されたものを、上層部が全体に配ります。それで最低限の生活は保障されます。
さらに上の生活を目指す一般天狗は申請をすれば自己責任で商売をできます。配分される仕事と並行することも可能です。成功すれば一気に裕福な生活もできます。
戦闘部隊も職業になります。身を危険にさらす代わり、配分される仕事より報酬がいいです。衣食住も戦闘部隊から支給されます。一定以上の戦闘力や特殊能力を求められるため、誰でも所属できるわけではありません。
表で活躍する戦闘班、偵察班、裏で活躍する暗殺班、工作班など、いろいろ班があります。
上層部は納品されるものと、戦闘部隊の偵察班が外から得る食料や資材、外交などで生活しています。上層部の天狗は趣味で毎日豪華な食事を摂っており、紅葉岳の農業はほぼこのために行われています。
配分の仕事を多くもらうため、貧困かつ身分の低い木葉天狗や獣天狗は子供を多く作る、普通に生活できる鴉天狗はほどほどに、霊翼天狗は貴族ということもあり跡継ぎ問題で子を産むかもしれませんが、元々の数が相当少ないです。
雑に扱われる者が多く、上に行くほど数が少ない形にできるのではないかと思っていますが、どうなんでしょうね。
今のところこれが紅葉岳の職業事情です。
めちゃくちゃ長くなってしまいました。紅葉岳はかなり昔から考えている勢力で、お気に入りでもあります。まだまだ詳細を書きたいところはあるのですが、今回はこれくらいにしておこうと思います。
気になる点や、指摘ポイントがあれば教えてください。練り段階の設定にも干渉できるという意味での幻夢界干渉者ですので、参考にさせてもらったり、また記事にしたりしようと思います。
それではこの辺で。また幻夢と現実が交わる場所でお会いしましょう。