私の駄文を読むのは、寝る前にはちょうどいいことだろう。わたしはあの見るに耐えない文章を書くにあたって、決めたことがある。それは、どこまでもかわいそうなわたしを演じるということ。だから、あの文章を読んで間違ってもわたしのことを理解したような口振りはしないで欲しい。虫唾が走ってしまう。結局どれだけわたしのことを知ろうとしても、あなたの主観の中の三井しろでしかないことに留意してくれたまえ。
そして、謝らせて欲しい。あのような呪詛を文章と呼ぶ烏滸がましさを、どうか許して欲しい。どうしても、社会がわたしを見ている。思っていることを全て書こうとしても書ききれない。言葉があまりにも足りない。だから同じようなことを綴ることがあるかもしれない。だがそれも、わたしの中の真理に近づくための、私的な行為だとして見守って欲しい。懺悔はこれくらいにしておこう