知っている人は知っていると思うんですけど、僕って断捨離マンじゃないですか?
そんなにポンポン物を捨てて、後悔しないの?って聞かれるかもしれないですけど。
まあ、後悔は結構していますよ(笑)
しかも、物質ならまだしも、僕ってデータも消しちゃうんで。
ネット小説ですね。
別にかさばる訳でもないんですけど、僕の心的にはかさばってしまうんで。
捨てちゃうんですよね~。
けど、その結果として、メッチャ後悔します。
まず、2020年に2月〜4月の頭にかけて『いもエロ』って作品を連載していたんですけど。
それともう1本、『僕嫁』って作品があって。
その2本とも、4月に完結して。
で、5月の頭、GWに消しちゃったんですよ。
完結後も、それぞれ1日に500PVくらい取ってくれていて、2つ合わせて1000PVですね。
何も更新せずに、その数値はありがたいと思っていたんですけど。
でも、この数字に固執していたら、もと上は目指せないなと。
当時の僕は、とにかくロイヤルティで稼いでバイトやめることに命をかけていたので。
今よりもギラついてイキりまくりだったし(笑)
だから、あえて消したんですよね。
でも、その後にメッチャ後悔して。
特に『いもエロ』のラストは、個人的にグッと来るから、もう辛くて辛くて。
そのせいで、バイトでもミスを連発しちゃって。
で、女々しく夏頃にリメイクを書いてみたんですけど、イマイチ勢いが出ず。
結局、中途半端に切ることになりました。
そして現在は、『地味子』を消したことを後悔しています。
あと、『同居』も。
この2作品は、2020年の2月末〜6月まで展開した、僕の黄金時代を築いてくれた『黄金の第2世代』の一員です。
ちなみに『いもエロ』と『僕嫁』が『第1世代』です。
前にもノートで語ったんですけど、『地味子』は最初はすごく好評で、特に9話は僕としても書いていて神っているなって思って。
でも、その後の展開をミスって、人気が急落しました。
みんな、純愛のイチャイチャを求めていたと思うんですけど、エロに走ってしまって。
ここだけの話、フィーリングを得たのがエロマンガだったので(笑)
そのエロマンガのヒロインとは、見た目とか年齢とか、設定はみんな違うんですけど。
みゆきちゃんがもう好みの地味巨乳ちゃん過ぎて、輝臣くんとエッチなことしまくって欲しくて、ああなっちゃいました(爆)
で、その後、一応は区切りの良い所で完結にしたんですけど、読者さん的にはダメだったらしく。
まあ、その続きを書いてから、やっぱり消してさっさと完結させてしまったので。
その後、女々しくリメイクを書いたけど、結局はダメで、短編として締めて(それも現在は削除済み)。
だから、地味子は俺にとって、最高傑作だけど、最大の失敗作ですって、当時言っちゃって。
読者さんをがっかりさせちゃったんですけど。
まあ、その後は『第4世代』で『嫁力』っていう『地味子』を超える完成度のヒット作を出せたから、まあ良かったんですけど。
で、その後もずっと掲載していて、でも他の完結作品に比べると、PVがあまり良くなくて。
去年の秋か冬頃に、削除してしまいました。
『同居』も一緒に。
まあ、その時はもちろん、寂しくはありつつも『いもエロ』を失った時ばりの切なさは感じなくて。
まあ、アルファとかで稼ぐのに必死だったからかもしれないですけど。
そして、この前『サポパス』が始まったじゃないですか?
で、最初は別に『限定コンテンツ』をやるつもり無かったんですけど。
ふと『地味子』をまた書いてみようと思って。
俺はこの時のために、『地味子』を削除したんだって、思って(笑)
ピンチをチャンスに変える的な発想で『地味子』のリメイクを始めました。
けど、そのせいで辛くなりました。
やっぱり、当時のフィーリング、勢いには敵わなくて。
もう、当時の原稿もみんなデータ削除しちゃっているから、あの頃のみんなに会えなくて。
それが、すごく切なくて。
でも、読者さんはちゃんと覚えていてくれたんですよね。
昔からずっと、僕のことを応援してくれている人なんですけど。
嬉しかったですね。ちゃんと、読者さんの心に残ってくれているって分かって。
僕、正直に言って、『地味子』を消したことをメッチャ後悔していて。
でも、結局それは、自分で選んだ道なんだなって。
おとといのノートでも語りましたけど。
自分であえて辛い、いや成長できる選択をしたんです。
もし、『地味子』とか『同居』とか『いもエロ』とか『僕嫁』とか、他にも消してしまった多くの作品が残ったままだったら、僕はそれに甘えてしまっていたと思います。
だから、あえて手放し、思い出だけ胸の片隅に置くことで、僕は新しい道への一歩を踏み出せたのです。
それに、ただ適当に消したのではなく、当時の自分なりの信念があって、消した訳ですし。
もうクヨクヨしません。
時には後ろを振り返りつつも、僕は自分の道を信じて、前を向いて歩いて行きます。