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◯前向きな選択だったのかもしれない

 2020年 コロナ元年。

 この歳は、有名人の訃報が相次ぎました。

 コロナに感染しての訃報よりも、コロナ禍における自殺の方が多かった印象です。

 三浦 春馬さん

 竹内 結子さん

 芦名 星さん

 3人とも、僕の好きな俳優、女優さんだったので、本当にショックでした。

 特に、春馬くんの『カネコイ』は、ちゃんと本来のシナリオで最後まで見たかったです。

 で、この報道が出た時、みんなたぶんこう思ったと思います。

 コロナ禍で辛いことばかりで、自ら命を絶ってしまったと。

 けど、僕はまた違う見方をしていて。

 もしかしたら、ある種の前向きな選択だったのかもしれないと。

 コロナ禍においては、ドラマはまあ感染症対策をしながら、従来よりは遅れであるものの、撮影して作品を作り上げることは出来ていました。

 けど、舞台とかは中々できない状況だったじゃないですか?

 だから、役者のみなさんは、きっと才能を持て余していたんですよ。

 で、上記の3人は、みなさん素晴らしい役者さんだったから。

 なおのこと悔しかったんだと思います。

 コロナって、終わりが見えなくて、今もそうですし。

 だから、このままだと、自分の才能がもったいないと、そう思ったんじゃないでしょうか?

 そして、だったら、この才能が無駄に枯れてしまう前に、コロナが終わっているであろう、来世に……と願いを込めて、自ら命を絶ったのかもしれません。

 まあ、もちろん、これは僕の憶測に過ぎないですけど。

 ただ、そういう見方もできるのかもしれないなって、思って。

 あまり過去に固執したくはないのですが。

 それでもやはり、あの3人は惜しい人でした。


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