どうも、三葉 空です。
僕は去年の春に、過去に書いた作品はみんなデータを消去しました。
けれども、タイトルにある作品だけ、ついおとといに掘り起こしました。
というのも、大好きな森見登美彦さんの本を久しぶりに読みまして。
小説ではなく、エッセイ集なんですけど、とても面白くて。
そしたら、その作品のことを思い出しました。
「獏図書」を書いたのは、2015年の秋ころ。
今から6年くらい前の話です。時の流れは早い。
当時は、2年間『電撃大賞』に本気で挑戦していた時です。
第22回にて、投稿した4作品すべてが1次選考を通過し、その内の1作品が4次選考にまで残る快挙を成し遂げ、さあ次こそは受賞するぞと意気込んで書いた作品の1つです。
ちなみに、その次の第23回では見事に4作品とも1次落ちで僕の挑戦はあっけなく終わったのですが。
「獏図書」は僕の大好きが詰まった小説で、我ながらよく出来ていると思います。
実は、落選した後にカクヨムに掲載して、ほんの1部の読者さんだけですが、絶賛してくれました。
今はあの頃よりも、自分の知名度が上がっているので、より多くの読者様に読んでもらえるかなと、期待をしていたり。
僕は森見さんが好きで、中村佑介さんが好きで、アジカンが好きで。
そんな僕の好きな人たちに多分に影響を受けたこの作品を、掲載させていただきます。
ちなみに、自分の大学時代からもインスパイアしています。
このデータを大切に持っていてくれた親友に感謝をしつつ。
少しでも多くの読者さんに楽しんでいただけると嬉しいです。
まあ、1話あたりの文字数がだいぶ多かったりしますけど。
よろしくお願いします。