あけおめです。
と言う訳で、早速反省をして行きたいなと。
まあ反省と言うか、分析なんですけど。
僕のカクコン作品『親友キャラ』に関しまして。
主人公の鉄平くんは当初、好感度が高くなることを予想、あるいは期待していました。
けど、実際には嫌われていると言うか、炎上しています。
ただ、これは僕的に嬉しい誤算でもあります。
その方が盛り上がったりするので。
批判的なコメントをもらっても、ドＳでありドＭの僕にとってはご褒美でしかないので。
メンタルがぶっ壊れ性能なので（笑）
『親友キャラ』は最初の方は伸び悩みました。
現在も予想していたほど伸びてはいません。
その要因として、まずはカクコン期間で僕以上にすごい人気作家さんたちと比べられる環境だから。
それから、僕は今までに『地味子』や『嫁力』という１対１の純愛がヒットした作家であり、そういった作品を望まれているから。
だと思います。
人それぞれに伸びる要因、伸びない原因があるので。
人と比べてもあまり意味がないのです。
とは言え、ちゃんと周りの人のことも分析しています。
僕が今回１番学んだ、あるいは思考転換したことは。
Ｗｅｂで読者人気を獲得するのが全てじゃない、ということです。
だいぶ前のノートやエッセイでも述べましたが、僕が新人賞への挑戦をやめてＷｅｂへシフトしたのは、そこでファンを作った方が後々の作家活動においてメリットが大きいと思ったからです。
けど実際の所は、そうとも限りません。
どんなにＷｅｂで人気があっても、それが商業的に成功するとは限りません。
僕がすごく良いなと思っていて、評価ポイントも高く、かつ読者からの好感度も高い作者の作品が打ち切りになったり。
あるいは、どれだけＷｅｂで人気があっても書籍化には至らなかったりと。
多分ですけど、Ｗｅｂの小説サイトにおける人気ばかり重視していると、作品の傾向がみんな同じっぽくなっちゃうんだと思います。
あと、テンプレっぽくて、確かに面白いんだけど、どこかで見たような。
人気マンガの寄せ集めみたいな出来栄えになって。
その作者自身の面白さ、オリジナリティってどこにあるの？ってなる訳ですよ。
実際、カクコンでも圧倒的に☆の数を取ったからって、大賞になる訳じゃないみたいですし。
もちろん、圧倒的に☆の数を取る作者さんは素晴らしい才能をお持ちだと思いますけど。
読者さんからの人気ばかり、☆ばかり意識していると。
テンプレしか書けなくなって。
結果として、最後には何も残らなくなっちゃうんじゃないかなと思います。
僕は作家としてまだ出来ないこと、書けないこと、未熟な面が多々あります。
だから、いろんな作品を書くことでそれが表現できるようになりたいですし。
だから、いろんな作品を書いてみたいです。
けど今は、ラブコメを書くのが本当に楽しくて。
ラブコメばかり書いていますけど。
個人的に九曜さんをリスペクトしているので。
僕もあんな風になりたいなと。
まあとはいえ、あまりにも評価が低いとさすがにモチベが下がるので。
とりあえず、☆４００、５００くらいは取りたいですけど。
例え過去の人気作ほど星がもらえなくても、読者から批判されても。
自分が正しいと思った道を行きます。
アレですよ、血眼になってポイント稼ぎに行かなくなると。
肩の力が抜けると。
進むべき道が見えるんです。
今年もよろしくお願いします。