今日なんですが、私がフォローしている作家さまである、こよい はるか @PLEC所属さまが近況ノートで「pixivで二次創作を書こうと思っているけど、違反かどうかが分からなくて怖いので、誰か教えてください」と仰っておられました。
私はpixivも二次創作活動もしておらず、法律関係も疎いですが多少は知っていることもありますので、こちらでお知らせします。
ここで知らせようと思った理由は「少し長くなるから」というのと、「他にも二次創作活動をしておられる方もいるだろう」と考えたからです。
多くの方はご承知の上でしょうが、気になる方は一読してください。
まずですが、著作権はご存知ですね?
基本的にあらゆる創作物は著作権法によって守られています。
そしてこれが侵害された場合、権利者は侵害した人に対して訴えることが可能です。
日本では著作権は「親告罪」ですので、基本的に「著作権の権利者」以外から訴えられることはありません。
「親告罪」とは、犯罪の被害者か代理人からの告訴がなければ検察などが訴えることができない罪です。(著作権は2018年に「一部非親告罪化」しています)
そして「二次創作」ですが……これは厳密には著作権法に触れています。
訴えられることは稀ですが、それは「訴えてもメリットが薄い」「訴えることでイメージダウンにつながる」「ファン活動として黙認してくれている」などの理由からですね。
逆に言えば、これらの要因を上回るような「何らかの理由」があれば訴えられる可能性は高まります。
実際に訴えられた事例としては『ドラ〇もん最終回同人誌事件』が有名でしょうか。
こちらは同人誌ですが、13,000部以上が売られたらしいですからね。
その販売利益を、権利者は看過できないと考えたのでしょう。もちろん「その作品が、原作のイメージを損なう」とも判断された可能性もあります。
二次創作を書いたからといっても、現代の日本で訴えられることなどは「ほとんどゼロ」です。これは間違いありません。
ですが「完全にゼロではない」ということも心しておくべきかと思いますね。
カクヨムが二次創作に関して厳しいガイドラインを設けているのは、このためだと思います。
僅かでも訴えられる可能性を残すことはリスクですからね。お金・時間は元より、企業イメージも損なってしまいますので。
万が一「無許可の二次創作作品が大ヒット!」なんてことになってしまえば、収拾をつけるのが大変ですからね。
皆さまも二次創作活動を行う際には、「周りへの配慮」をして「権利者の恩情で成り立っている」ということを認識し、そして何より「原作へのリスペクト」を忘れないように心がけましょう。
そうすれば、そうそう滅多なことは起きないと思いますね。