こんばんは、体調の良くない路地猫です。
先日coconalaのご依頼で「キャラが立つってどうすればいいですか?」的なご相談をお受けしたので、考えてました。
突然、お知らせしたくなったので、書きます。
初心者の方の気づきになればいいな、くらいの気持ちです。
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◇大前提
各キャラの外見設定は行いましょう。純文学は今回省略しますが、ライトノベルで一番大切なのはキャラクターです。この設定には力を入れましょう。
このぐらいの情報量が最低限だと思います。設定しておいて出さないという判断も必要です。でも物語の随所に、その成果が光ると思います。
《例》
ビフォー:
仕事に疲れた若いサラリーマン
アフター:
数年間愛用してるくたびれた紺色のスーツ、すり減ってきたけどまだ買い換えようか迷ってる革靴。年々中身がぎっちり詰まって重くなってきたビジネス鞄。伸びてきた鬱陶しい前髪をかき上げると意外と男前の気がするが、いつも、仕事に追われて余裕のない表情だから女の子は寄ってこない。実はスマホの中は、猫カフェで遊んでくれた猫の、ぶれぶれの心霊写真がたくさん入っている。最近メガネの度数が合わなくなって、メガネを買い替えようか、コンタクトにしようか悩んでいる。コンタクトにするなら、前髪を上げて少し染めてイメチェンもしてみたいな。
◇ポイント
①具体的に描写する
②趣味や性格が見た目に現れると説明を省きやすい
③作品に出すかどうかは別として、好きな食べ物嫌いなもの、趣味、失敗した体験、現在の悩みなど、決める。すると、言動に一貫性が出ます。
さて、こうしてキャラが立ってくると、立ってるキャラ同士で絡めば、そこに関係性が生まれます。
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持論ですので、もちろんほかの論もあると思います。
私は、今日YouTubeで見た編集者の方の論を見て、もう少し関係性に注目したら、分かりやすくなりそうだと思い、書いてみました。
↓↓ こんな方のお役に立てるかも
・恋人同士になる予定なのに、なかなか進展しないぞ
・主人公とライバル。その対立が魅力的に見えない
・友だちって設定なのに、セリフがなんか説明的だな
そういうときは、キャラ立ちや、関係性について見直してみると、ストーリーが進むかもしれませんよ☆彡
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◇関係性にもいろんな種類がある
思いつくもの列挙しますね。
夫婦、家族(一族)、兄弟、恋人、婚約者、友人、幼友達、師弟、仲間、エンタメの推しとそれを推す人……
挙げればキリがないです
そんな中から、拙作はどう関係性を切り取っているかという点を、作品ごとにご紹介します
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◇トレフル・ブランの物語
主人公トレフル・ブランと、ユーリ、キーチェは「見習い魔導士の同期=仲間」であり、対等な関係です。ソーカルは指導者ですから、一歩引いて彼らを引率・観察しています。
◇おちダン!
主人公アレックと謎のおっさん冒険者ラークは、師弟関係。またアレックより前からおっさんを慕っているキノは兄弟子とも言えるので、アレックとキノの関係性は兄弟です。
カレナとセーラは彼らの関係性を補助する役割なので、実は脇役です。
◇ゴリモノ
明確に「群像劇」とタグつけてますから、それなりに複雑な関係があります。
6人力を合わせて頑張っていますが、それは6人がなかよしこよしと同義ではないのです。
・恋人未満《ともだち》
アルナール、アルフェリム
・被害者の会《ともだち》
レオニアス、アルフェリム、ウヌ・キオラス
・主従《ともだち?》
レオニアス、ミラーノ
・姉弟《きょうだい》
アルナール、レオニアス
・錬金術師仲間
レオニアス、シアン
・医者のひよこ仲間
シアン、ウヌ・キオラス
・友人《ともだち》
ミラーノ、ウヌ・キオラス(大人)
・旅(未来に向けた志)の仲間
6人全員対等
例)ミラーノは、ベタベタひっついてくる末っ子が苦手
など、前向きではない関係性も存在します
6人使ってこれだけの関係性を書いてます。なので複雑です。
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◇話を複雑にしたくないときは?
登場人物を減らし、関係性を単純化しましょう
◇話のボリュームを膨らませたいときは?
登場人物を増やし、それぞれを深掘りし、いくつかの関係性を設定しましょう
◇話が思い浮かばないときは?
登場人物、およびその関係性を深掘りしましょう
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物語を作るひとつの角度としての「関係性」を使いこなすと、勝手に会話始めてくれるような、具体的で生き生きとしたキャラクターが立ってきますよ。
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もし、よくわからないという方がいらっしゃったら、ご連絡ください(*^^*)
わかる範囲でご説明いたします!
以上、疲労満載のM猫的アドバイスでした(=^・・^=)