結論「腐女子の心を持て！」です。
もうひとつ付け加えるなら、読者選考がないため、レーベル編集部へ直接アピールしたい方向けです。
前回の応募数は300台に留まることから、受賞確率も高いと思われます。
BL書きさんにはおすすめです！
以下、BLに関する内容ですから、興味がない・嫌悪感がある方はスルーしてください。
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☆はじめに☆
ファンタジーに限定した理由は？
仕事や学業などの現実から解き放たれて、空想世界にひたってほしいから。
第一回の結果を受けて
■傾向
・実力の高い作品が多い印象
・商業化に向いてないけど熱いパッションのあるもの
→突飛な設定を受け入れるには、技量や明確なビジョンが必要
■受賞 結果ページ見て↓
https://kakuyomu.jp/contests/ruby_fantasybl_2024Q1 中間選考落選の作品への講評は検討されるか
今後検討する
Q2 BLのLの割合、R18の扱い
・ブロマンス（友情を超えたなにか）よりはBL（はっきりと恋愛）
・主人公の年齢は高校生（16歳）以上、国内外の規制が厳しくなってきてるから。
でもR15を超えたら非公開にしてね（非公開部分も審査対象）
Q3 ハピエン推奨？
・ルビー文庫の約束としてハピエン
・恋愛として成就していてほしい（必ずしも結婚する必要はない）
Q4 童話が原型にあるものはパロディとして即NGか
童話モチーフでも選考外ではない
Q5 あらすじ 1200字 最後まで書く必要ある？
・結末まであったほうがよい
→規定文字数内で骨子をまとめられるか、その力も必要
・読者向け（ネタバレなし）、編集者向け（1200時で最後までまとめる）という具合に、二つに分けても良い
Q6 作品を見るうえで重要視するところ
文章力、キャラの魅力、展開力、パッション（書ききれなかった、他にも2項目ぐらい上がってた気が）
まんべんなく高く、一か所が突出したものが選ばれる印象
Q7 両性、男性妊娠可
最終BL読者向けの刊行であることは意識
Q8 恋愛以外のストーリー要素の比率
難しい質問。ストーリー展開に注力しすぎて恋愛おざなりは困る。
ルビーコレクションを参考にしてね。
Q9 オメガを現代とみなすか
オメガという性がファンタジーであるから、ファンタジー作品とみなす。
Q10 異世界転生の波来てる？
読み手と主人公が近しいという点で、書きやすいと思われる。
（結論は聞き逃したかも汗）
現代で育った主人公に、より感情移入して物語を楽しめる。
Q11 BL小説、性描写いる？
刊行を考えるとあったほうが好ましい。
審査時に該当エピソードは非表示とし、編集部はその部分も見て審査対象となる。
※読者向けに、ここから大人の事情で非公開になるよむふふ♡とか書いても書かなくても自由
（ディープキスはR18という質問も絡めて）どういう描写がR指定に該当するかは、流れとか総合的な判断なので、R15超えると思ったら非表示にするのが無難です。
Q12 登場人物の多さは？
あまり多すぎても読者がストレスかも、ほどほどで。
メインカップルの恋愛を主軸に。
Q13 女性キャラの扱い
でしゃばりすぎると読者のストレスかも。
Q14 性描写 ライト？ ディープ？
どっちでもいい。文庫としてはライトだけど、ディープで非表示でもOK。
Q15 前コンテストでは、西洋ファンタジー受賞が多い？ ジャンル絞ってる？
絞ってない。母数の問題です。
Q16 攻め受けどっち視点がいい？
受け視点のほうが読者さんに受け入れられやすい。
Q17 ランキング重要度
ランキング☆ともあまり影響しない。
Q18 受け攻めについて
受け攻めはっきりているほうが好ましい。
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☆路地猫的まとめ
編集部の方の生の声を聞きまして。上記の内容を踏まえ、今回求められているBL小説を推測します。
それは、きっとこうだ！
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現実を忘れてうっとりメロメロできちゃう、あま～い異世界BL小説（R18）
理由①
ファンタジー作品を募った理由、ハピエン約束という言葉から考えて、間違いなくバッドエンド、メリバではなくハピエン激甘小説。
ルビー文庫としては、性描写について「ライト」ということですから、人間関係泥沼のハラハラドキドキものよりは、主役二人の関係を中心に、「障害」はスパイス程度に留めるのが吉と予想。
理由②
仕事などの現実を忘れてほしい、というコンセプトから、対象外ではないものの「ローファンタジー」、つまり現代日本を舞台にした作品は、やや劣勢か。
その設定でも現実を吹き飛ばすほどのインパクトや甘さがあるなど、ハードルは上がると思われる。
理由③
されど、異世界感は少なめでいいと予想します。
「展開を重視するあまり主役ふたりの関係がおざなりになるのは困る」というコメントがあったことと、■作品を見るうえで重要視するところで、「文章力、キャラの魅力、展開力、パッション……」と続き、「世界感」が出て来ない。もしくは優先順位が低い。
なんとなく獣人います、魔法あります、聖女がいます……くらいのゆるめの設定でよさそう。（むしろ、どっかのR猫みたいに、やたら設定にこだわり詳細を長々説明するのはマイナス。）
実は、私のほかにもまとめを公開されている方がいて、この部分全部聞き取りされたかなと拝見しにいったのですが、項目にありませんでした。
公式さんが、後日まとめテキストを配布してくれるはずなので、それを待ちましょう！
求められるジャンルは上記で、かつ「商業化を視野に、ある程度力のある小説」が受賞すると思っています。
「筆力の優れたレベルの高い作品が数多く投稿されており」の前に、配信時は「編集部の予想より」に類する言葉がついていたはず。カクヨムにおけるBL界隈の実力は高まりをみせている模様。
その小説にはどんな力が必要か、以下受賞発表ページより箇条書きに。
・ファンタジーならではの題材の面白さ
・読み手を引き込むストーリー展開や、この二人のラブストーリーをもっと覗き見したい！と思わせる魅力的なキャラクターとその関係性
・商業作品としてジャンルのニーズをきちんと捉えていること
特に三番目に関しては、「読者の目線で考えると……」的な言葉が何度も出てきました。明確に、現在書籍化されているジャンルが腐女子（BL好きの女性を指す言葉）の求める作品です。
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おっと、応募要項は必要ですよね。
第2回ルビーファンタジーBL小説大賞
https://kakuyomu.jp/contests/ruby_fantasybl_2025/detail〆切：10月20日（月）午前11:59
6万文字以上30万文字以内
あらすじ：1200字程度【重要】
作品のステータスが「完結済」であること
※性描写のあるエピソードを執筆する場合は、別途記載のルールに従い、エピソードを非公開にして応募してください。
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以上、私の肌感覚も含めたまとめでした。
私は今回参加できないのですが（文字数的に、GAコンと同時進行は厳しい）、第三回があれば参加したいと思っています。
それまでに、現在の刊行作、ひとつふたつは読んでみるかな……。
あ、私は普段本を読まない人です。本、お高い。
参加される皆さまのご健闘をお祈りいたします☆彡