「第1回GAウェブ小説コンテスト」参加にご興味のある作家さん向けの記事です。
本日19時より行われた配信を聞いて来ました。人生初配信で舞い上がった私のことはさておき、コンテストに向けて役立つかなと思われる情報をまとめました。
いずれまとめ記事が公式より発表されると思いますが、それより早く、お届けしたいと思います。重要な事実が分かった(あるいは私が誤解していた)ので!
すべての質問&回答を記録できればよかったのですが、私が興味ある内容だけのまとめてすみません;
速記(録音技術とかない時代、新聞記者の方の必須技能)が出来ればいいのにと思いました。
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↓ 概要 ↓
◆第1回GAウェブ小説コンテスト
https://kakuyomu.jp/contests/ga_label_2025/detail〆切 2025年11月4日(火) 23:59
【GA×カクヨム】
作品のジャンルやプロアマを問わず、ライトノベルの新時代を創るエンタメ作品を大募集!
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①男性向け・女性向け
回答:気にしない
詳細:カクヨムでは男性向けのほうが多い印象だけれど、そこにあえて女性向け作品を書くことで差別化するという手法も可能。編集部としては、男女、中性なんでもOK!
②求めているジャンル
回答:なんでもあり ジャンル不問
詳細:第一回コンテストの、それも大賞作ともなれば、今後の流行のモデルとなる。カテゴリエラーはないと思って問題ありません。
③ウェブ小説とは?
カクヨム上に投稿されている、規定を満たした作品はすべて「ウェブ小説」とみなします。流行やジャンルは関係ありません。
④コンテストに向けてウェブ小説として意識すべきところ
読者にブラウザバックされない、第一話の引き、序盤の勢いは必要。
⑤ライトノベルとは?
世間でもたびたび論争になる話題なので、配信者個人的意見として。
なんでもありノンジャンル、色んなエンタメの受け皿となるもの。
今コンテストに向けてどのような作品がいいのか考えるなら、GAの刊行作を参考にすることも可能(そういう戦い方をしたい場合は)。
⑥エロ・グロ・ケガや死などの過激描写について
まずカクヨムの規定はR15。
その上で、その作品の世界観に合わせて必要な描写であるかです。
特に性的表現に関しては、「ヒロインに対する描写が、セクハラと捉えられないか」という心配より、「主人公のヒロインらに対するふるまいがセクハラとならないか」を考える必要があります。
過激描写と合わせて、主人公らの行動が、読者に受け入れられる「倫理観」であるかどうかが重要です。
例:主人公がげす~いふるまいをしているのを、作中のキャラたちが肯定するような描写をすると「ん?」ってなる。
⑦【重要】読者選考について
読者選考は「加点」だと思ってもらえばいいです。
読者選考ランキング上位の作品しか残らない、ということはありません。
⑧【重要】文字数の、上限は?
ありません。100万文字でもどうぞ!
従来の文庫本一冊程度の文字数の場合の小説の構成と、評価のポイントが変わってくる(字数をまとめる構成を評価するか、物語の広がりを評価するかなど)ので。
最低文字数は5万字からです。未完結もOKですが、評価できるところまでは書いてください。
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◇路地猫的まとめ
巷(主にディスコードですね)では、ウェブ小説は路傍の石であり興味を引くタイトルやキャッチのあるものが良作である、とか、流行をおさえるつもりがないならWEBじゃなくて公募でいいじゃん、とか、コンテストはすでに知名度のある作家さんが強いよね、的な風潮があります。
むろん、読み専さんが多数参加しているとも考えにくい場所なので、作家さん目線でのご意見ですし、それも積極的に発言する方の声が届きやすいという特徴はありますが。
本日の配信を受けまして、そういった風潮はあまり影響がないように思いました。
『ロードス島戦記』で応募してもOKです。(キャッチとあらすじを工夫する必要があるのと、読んだことないのですが、WEB小説として読みやすい文字数とかに編集する必要はあると思います。)
今回、私の事前質問を取り上げてくださいまして、
「ライトノベルの新時代を創るエンタメ作品とは? ウェブ小説やライトノベルと言うものをどう定義していますか?」という内容を含め、ご回答いただいたものをまとめております。
配信って、不特定多数の相手に向けたWEB会議ってことでいいんですかね? 聴衆は、将来取引先になるかもしれない相手を含んでいるので。
編集部の方はお仕事ですので、当然事前に資料をととのえて臨まれたかと思いますが、配信の横でユーザーによるチャットも行われていて、ここに寄せられた質問にもピックアップで答えてもらえたりします。(多くの人が参加していたのでしょうか、入力の多さに、編集部の方は大変だったようです、お疲れ様でした!)
リアルタイムの質問にもお答えいただけるということで、編集部の方の普段からの方針や姿勢などが、息遣いなんかにちらっと現れたり。
文字だと、それを書いた人一人分の性格しか出ませんが、声にはひとりひとりの個性があって面白いですね。
たぶん、おそらく、「表面上はノンジャンル謳ってるけど、ほんとに欲しいのはピンポイントでこれだぜ☆」ということはなく、本当に幅広いジャンルを募っている印象でした。
「第1回GAウェブ小説コンテスト」ご興味のある方の参考になれば幸いです<(_ _)>
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追伸:
これまとめるのに30分以上かかりました。はよ本分書けー!