今日はほんの少しためになる話、かも。
けっこう頑張ってまとめたので、誰かの役に立つと嬉しいです。
いいことがあると「天変地異でも起こるんじゃないか。突然ゲートからモンスターが出てきて町を襲い始めたりしない?」と考える、生粋のネガティブ思考のわたくし。
元気なうちに、こんなところまで訪問してくださるユーザーさんに感謝を込めて、「体力的底辺作家でもできるPVを稼ぐ方法」を書きたいと思います。
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面白いものを書け、とか。
ランキングに入れ、とか。
読まれたくば読め、とか。
ヒトから言われてできるものでもないです。
最後の一項目だけはできるかもしれませんが、そのための「時間」「パワー」が不足しているのは皆さん同じだと思います。
食事睡眠など生きるために必要なアクション、お仕事(持ち帰り残業含む)、学校、家事、育児、介護、カク作業……それらをしながら積極的に読みに行くのはとても難しいことです。やってる人はすごいけど、やりすぎると垢BANを食らうという悲しい現実が。
そこで、体力ない上位ユーザーを自負する私でも出来ちゃう方法をご紹介します。
読むのが面倒なら、画像にまとめているのでとりあえずダウンロードしておいて、ひま~な時にでもご覧ください。
データソースはあくまで肌感覚です、ごめんなさい。
※垢BAN……不正利用(たとえば、読まずに★だけつけてるとか)と判断され、公式さんにアカウントを停止されるという意味の俗語
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【1】長編をひとつ連載する
あなたが1万文字の作品を持っているとします。
それを1ページでアップするのではなく、2000文字ずつ5ページでアップすると。
前者は1PV、後者は5PV、同じ内容なのにPVに差が出ます。
1作品読んで「この作者の別の小説探そう」と思う人より、1P読んで「このまま続きを読もう」と考える人のほうが圧倒的に多いのはお分かりいただけると思います。
長編作品は、気に入ってもらえたら次々ページをめくってもらえる、マイページや自主企画の一覧で更新するごとに上部に表示される、というメリットがあります。
一方の短編は、★レビューは得やすいと思います。ある程度読み進める必要のある長編と違い、素早く小説の全体像が掴めるので、感想を書きやすいんです。
ですので、短編をたくさん書いている方は、「短編集」の形にするのがいいかもしれません。
【2】自主企画を立てる
自主企画に参加したことのある人は多いと思います。一歩踏み込んで、自分で企画を立ててみませんか?
「おもしろそうな企画だから参加してみた、企画主さんの作品ちらっと見てみよう」と考える人はそこそこいらっしゃると思います……企画内容まったく読まずに参加される方もいますが、それはそれとして。
読み合い企画にするよりも、「本棚のテーマを明確にする」ことのほうが重要だと思います。参加する人も、本棚の作品を読む人も迷わない。
ご自身の「こんな小説読みたい!」という希望を、ちょっとだけ手間をかけて企画にしてみましょう。好きなジャンルの作品がたくさん集まって、かつPVも伸びるという美味しすぎる状況は夢ではありません。
どっかで書いた気がしますが、なぜか自主企画を立てるとランキングも伸びます。伸びると言っても、3000位→2000位になるくらいで、露出という意味では大したことないですが。
※露出……広告業界で、「ひとの目に触れる機会を得ること」を指します。カクヨム(PC)なら、ランキング上位で右側に表示される、「書籍化されました」で上部にバナーが掲載される、注目の作品として一番目立つ真ん中に載る、など。読者さんに手に取ってもらう機会が増えるのはいいことですよね!
【3】毎日更新 もしくは 定期更新
可能ならば毎日更新。『ゴリ物語』を例に挙げると(母数が少なくてごめんなさいね)、毎日更新している期間は、平均50PV/日ぐらい獲得できます。
『呪われ令嬢』を連投してた時は、100PV/日ありました。理由は謎なんですけど……。
そのうちの一部でも、面白いと思って固定の読者さんになってくれればありがたい話ではないでしょうか。
毎日が難しい場合は、期間を決めて毎日更新でもいいですし、定期更新(決まった曜日、決まった時間に更新)も効果があると思います。
「今日は水曜日か。あの作品が更新されているはず♡」と楽しみにしてくれる読者さんがいるはず。これはもうひとつの小説投稿サイトでも言われていることなので、たぶん効果があるのでしょう。
【結論】質のいい露出を目指そう
広告やコンテンツがユーザーに表示された回数のうち、ユーザーがクリックした回数の割合を「CTR」と呼びます。
そのために、作品タイトル・キャッチコピーを改良し、適切なあらすじを入れる……なんてのは皆さんすでにされていると思います。その努力の結果が反映されるよう、無理のない範囲で露出を増やそう、そして自主企画はCTR率高めだよ、というお話でした。
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もうちょっとマーケティングに特化したら、創作論として作品にできるかしら……?|д゚)
※画像をクリックすると別窓で開きます。おそらく縮小されて表示されていると思いますので、画像にカーソルをあわせ「虫メガネ拡大マーク」をクリックしてください。
