こんにちは。
こちらは、私が「読むのも楽しいけど、書く上でも参考になる」と思ってる作品を紹介するノートです。今日は第二回。
真面目な人だと「レビューを書かれたら、書いて返さなくては!(๑º口º๑; ; )」となってしまうので、ご本人の了承は得ず勝手にやります。
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◆第2回はこちら^^
『やさしい魔法使いの起こしかた』
https://kakuyomu.jp/works/16818093075928669583<序盤のあらすじ>
魔法使いギルド最強の魔法使いセツ。彼は「裏切者には死を」という掟のもと、仕事のない期間は氷室で長い眠りについている。
この度、掟に呼び起こされたセツは、かつて自分が救った少年、現在は王子であるロワメールとともに裏切者を追う。
しかし、ロワメールにはセツとは異なる目的があるらしく……?
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こちらのタイトルの「やさしい」とは、
やさしい魔法使いのことであり、
やさしい起こし方であり、
やさしい人間関係のことである
と私は思っています。
王子の目的を知った時、読者はみんな彼を応援したくなることでしょう!
◆いいなぁ、真似したいなぁと思っている点
・物語全体にただようパステル調のやさしい雰囲気
上にも書いたのですが、とても優しいのです。裏切者の魔法使い、魔者・魔獣と戦うというバトル要素があるにもかかわらず、残酷な描写はほぼ見受けられないので読み手にもやさしいと思います。また、登場人物同士の関係にもぬくもりが感じられて、作者の愛があふれているなぁと思います。
・日本人の情緒をくすぐる時代設計
舞台は、八つの大島と四百を超す小さな島々で形成された群島国家「皇八島」。和食、温泉旅館、神社など、日本人になじみの深い描写が多いので没入感が最高だと思います。特に、飯テロ要素には注意。ご飯が全部美味しそう……。
・登場人物の多彩さ
第三部の登場人物紹介がこちら
https://kakuyomu.jp/works/16818093075928669583/episodes/16818093081832955128 私は最新話まで追っていまして、こちらの人物全員頭の中に出てきます。それだけちゃんと登場人物同士の絆があります。
私の推しは、王子様の側近の糸目のカイさま。もっと出て来いლ(´∀` ლ)
……私の欲望は置くとして。つまり、推し活が出来るほど魅力的な人物が揃っているのです。必ずや貴方の推しも登場することでしょう♡
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放っておいたらすぐ残虐表現に走る、誰かに死亡フラグが立っている……という私には、非常に見習うべきところの多い作品です。
この作品のおかげで(?)、現在連載中『終末の王国』では、メインパーティ6名の生還を予定しています★