皆さま、日頃よりたくさんのご愛読、ありがとうございます。
9/6より、新たな物語を公開します!
今度はレオニスとリアが王宮で過ごした、短くも温かい日常を。
全10話、毎日投稿です!
ぜひお付き合いのほど、よろしくお願いします!!
『【レオニス編】星風の国物語~騎士の行先~』
【公開予定時間】
平日21:00
休日9:00/21:00(2話投稿)
【あらすじ】
第一王子レオニスは、黒髪の女性騎士――リアを専属護衛騎士として迎える。
気まぐれに寄り道をしようとするレオニスを止め、無茶をすれば叱るリア。
そんな彼女を面白がり、レオニスは何かと構っては試す。
いつしか、それが二人にとって当たり前の日常になっていた。
けれど、王宮を取り巻く状況は静かに変わり始めていた。
レオニスは自分の立場と、リアのこれからを考える。
そして、一つの決断をする。
――リアを、ステラ付きへ移す。
その決断を託したのは、弟のシリウス。
彼からの返事を受けても、二人の日常は変わらない。
いつものように隣を歩き、いつものように言葉を交わす。
ただ一つ違うのは、その日々に終わりが決まっていることだった。
雪の残る廊下で手を繋ぎ、かつて冷え切っていたその手を見ながら、レオニスは言う。
「リアの手は、温かくなったな」
そして最後に、レオニスはその手を離す。
これは、王子と騎士が過ごした日々と、
王子が自ら騎士の行先を決め、送り出すまでの物語。