まあ読者の皆様方ならお察しの通りだと思いますが
私は「そこまで考える必要あるーーーー???」ってツッコミが入るところの設定周りを細かく作るのが好きです。
kgの定義ってプランク定数でエネルギー云々かんぬんが絡むな
→ALLFOだとエネルギー計算のベースに魔力が関与してくるから成立しねぇなおい
→npって新単位作ったろ!
ってなる小説を私は読んだことがない
そんな私ですが、いきなり新基軸の理論をぶち上げることってなくて、大体はリアルベースです。なのでインプットが大事になります。そうなるとニッチな知識を収集するのが生きがいになるのです。
でもニッチなものって目に入りにくいからニッチなわけで、どこでスコップしようかなって思ってたらコミケがあるやん
ってなったわけですね。
で、今回当たりだったのはファンタジーの徴税に関する読み物。中世とかの実際の徴税制度をベースにファンタジーの徴税を語る本なんですが、これがなかなか面白かった。
世界でもトップクラスに賄賂はダメよーってなってる現代日本でに生まれ育った我々にとっては
賄賂なんかダメに決まっておろうが!
となりがちですが
中世とかだとむしろ下手に賄賂を禁止しようものなら産業が死ぬとか書いてあって、理屈も納得できるもんだからはえーってなってました。
領地改革系シナリオってリアル路線だと無理じゃねってなったよ……………
みんな計算できないから税率が2の倍数でしかかけられませんでしたってのもなるほどなーって感じでしたね。
詳しくは買って読むのじゃ。
世界史のコラムを面白おかしくしたような感じで非常に良い読み物ぞよ。
冷静に考えて、小学校4年生程度の知識もない領民達を万人単位で管理していた昔の人たちってすげーなーってなります。
冒険者ギルドとか普通成立しなくねー?って理論とかよく聞くけど、収穫量に応じて税収上がるせいでリアルだとクッソ手抜きしてた話を読んだ後だと、農作人口減らして若手を魔物討伐とかに従事させておくのって割と理にかなってるんじゃね?っていうね。
おまけに人口が把握しづらくなって税収予測がよりカオスになって庶民にとっちゃ誤魔化し易くなって割といいこと含めじゃんね。
ギルド所属してれば国同士自由に通れるやでーって仕組みも、庶民からしたら脱税し易くなってラッキーって寸法よ。
そうなると「じゃあギルド廃止!」ってお上としては言いたくなるけど、それは言い出すと大変なことに。自分達で害獣退治とかしなきゃいけねーぞってなったらクソだるいから、黙認するしかねーよなって。
ファンタジーだとなんで農業にガンガン魔法使わんのー?とも思うけど、これも考えてみれば当然ですが…………………収穫量によって税率変わるのに個人の特異技量でその増減が大きく変わるとか恐怖でしかないよね。
なんだったら魔法を使えないってことにして隠し畑でも1人で管理させればええやん、的なことになりかねない。こうして統計上は更に少なく計測される魔法使い人口……………。
下手に戦争に魔法使いを徴兵されちゃえば、現代で言えばいきなりトラクター没収やでーって言い出すようなもんだから、余計に村ぐるみで隠させるんじゃなかろうか。
そして更に口伝技術化してしまう魔法の悪循環………………。体系化など夢のまた夢……………。
これは魔法使い狩り不可避。
村を回って異端審問の如く隠れ魔法使いを探すお話があったら面白いかもしれない。
そしてそれを怖がって「おら東京さいくだ!」と農村を脱走する魔法使い。その受け皿がギルド……………。
魔法と魔物がいる世界って実はギルド必要なのでは……………?
国で全部管理とかめっちゃむずいんだよなぁ。
そんなことをツラツラ考えていた1日目でした。