桜井真彩

ハロウィンの夜、仮装して友達と一緒にお菓子をもらって回っていたはずなのにいつの間にかはぐれて森の奥へ。 怖さと寂しさで泣いていると…。

お気に入りのミルクティーを今日も買う。 呆れたように先輩が見つめるが…。

いちごが大好きな魔女・苺姫。 天使ちゃん、吟遊詩人、うさぎ王子ーー 愉快な仲間たちと過ごす日々は、笑いと祈りあわいに揺れる。 ほんの少しの寂しさも、やがて魔法のように優しさへと変…

140字小説詰め合わせ。

この季節になると、来るはずがないとわかっている待ち合わせ場所に来てしまう。 もう、何年も。 Xにてsitoe様の第1回きらめきアンソロジー企画『冬の花』参加作品です。

ドジでのろまな天使の女の子がある日、うっかり足を滑らせて地上に落ちてしまいます。 そこに優しそうな一人のおじさんが声をかけてきて…。

ずっと片思いしていた「彼」と夏祭りで再会する。 少し大人びた彼を見て、眠っていたはずの片思いが動き出すが…。

謎の一言を残して消えてしまったあの人。

童話のようなお話です。 ぼくにしか見えない「透明」な女の子とのほんのわずかな邂逅の物語。

夜空に光るキラキラした星。 あの星をどうにかして手に入れようとする、そんなお話。

友達以上恋人未満で告白する勇気もなく、側にいられることを選ぶ。 でもいつか来るかもしれない、別れの日に笑えるように…。