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近況ノート
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2025年4月28日 09:10
無題
近況ノートの機能を使ってみました。一時的かもしれません…。
ミナト
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8件のコメント
久保田弥代
2025年4月28日 10:47
どうもですー。
それでは、あちらの作品を読みながらほぼリアルタイムで思ったことをだーっと行きます。
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『引き取られて』だと、その人が保護者になる・その人の扶養に入るような印象を与えるので、両親親族がもういないような印象になる。母親がいちおう存命なので、「兄と同居するようになってから」のような表現程度に留めた方がよさそう。ただ「引き取られて」という言い方で彼が少なくとも未成年、自立はできない子供であることが示されてもいるので、表現を変える場合はここの対処も合わせて必要になる。簡単にやるなら、前述「兄と同居~」の前に「母の元を離れて」くらいの一言を入れればいいだろう。
『キッチンと一体化したリビング』はLDKで済ませては?
文章、割と素直に読めて悪くはない、簡潔な文章。どう文章を飾ればいいのか分からない、不慣れさ故のものかもしれない。実際、語尾なんかはちょっとリズム悪い。端的、ソリッドな感じがあり、語彙も含めて文章に広がりを持たせていきたいところ。やり方に気付いてない・知らないだけで、この作者ならたぶん書けるようになる。
『クリーニングのビニールが、がさりと鳴った』からの『そして、最奥から万札がぎっしり詰まった紙袋が現れ』だと、ビニール袋の奥に紙袋があるという映像になる。そしてそれだと、紙袋の中にある札束を見ることは出来ない。あるいは、紙袋を引き寄せて中を見るという行動を書き損ねている。そのため、見えていないのに中身を言い当てている状態になっている。
ここは正しく作者がイメージした通りには書けていないと思うので、修正が必要。
直接的な説明で「彼は十二歳で……」などとせずに、『十二年の人生ではじめて』という形で彼の年齢を読者に示すのは、スマートで巧いやり方。早期に年齢・素性を明らかにするという意味では、冒頭の「大金を見た」ところでやっても良いだろう。
初めて大金を見た人間が、ましてや子供が「二千万」と額面まで予測するのはまず不可能。ここは具体的額面まで言及しない方がいいし、するなら、帯封付きの札束を数えさせるとかしなければいけない。
『心が乱れるといつもそうするように、重ねた両手で頸動脈をゆっくりと圧迫していく』というのは良いなあ。なかなか書けないんじゃなかろうか。こういう行いをする、という設定にしたところが良い。個性だし、それに軽く驚かされるし。
ただし、『喉仏が心臓のように脈打』つのは自分では感じなかった。
兄とのやり取りの回想。ここら辺まで来ると、三人称文体なのだが、やっぱり実質の書き方が一人称になっているなと分かる。
『兄はなにも食べずに出かけていった』それがどんな情況・時間帯でのことなのかここまでに言及がないため、わざわざ「何も食べずに」と説明しても、ここでは効果がない。朝、出勤前とかなら、兄の人となりを示すために有益だが、そういう前提条件を示せていない。
『蒼はその背中を見送りながら、キッチンの清潔さについて「使っていないからだな」と、納得した』これもなかなか良い表現。というか作者自身の目配りが表出している、といったところか。使いどころを間違わなければ、登場人物の感性の表現として良いスパイスになってくれそうだ。その意味では、やはり直前の「何も食べずに」が効果的でなかったのはもったいない。「必要がある時のはずなのに食べない」ということが読者に伝わっていればこそ「使っていないから清潔」という納得を強調できたのに。
『大金すぎる。勘弁してほしい。心臓にわるい。寿命が縮む。』何故だろう? 彼は大金に対してプリミティブに驚いているだけで、他の具体的感情がぜんぜん描かれない。これは展開として良くない。「大金はすごいもの」という素朴な認識に逃げている。
金を見つけた場面は、子供らしく狼狽しているだけ、ということで済ませて良いが、一旦時間を開けて冷静になったところでは、読者の感情移入を導くためにも、彼の感情の動きを実際に書いた方が良い。兄さんはお金持ちだったんだ! と喜ぶ子供だっているだろう。そうではない、というところは具体的に書かないといけない。
『つまり――蒼は、あの引き出しを開けるしかない』抽斗について、彼が何を思っているのかここまでに書かれていないので、勿体ぶった書き方をしても効果はない。これは前述の「何も食べない」と同様の前提情報の不足。
『気が進まなくて後回し』何故気が進まないのかを書かないと読者にはなにも分からない。実際、何故そうなのか予想も出来なかった。単に、兄の(他人の)お金を使うのがイヤ? でもそれは、稼ぐ手段のない子供が抱く感情だろうか。
『この現金の出所だって怪しい、と蒼には思える』抽斗に関する記述を総合すると、彼は二千万を目撃する前からこの抽斗の金の出所を危ぶんでいたようにも読めてしまう。情報を出す順番があまり良くないのかも? 作者としてここで何を伝えたかったかを再考して、情報を出す順番を決められるようになれれば。
『蒼は、もっと遠くへ行かなければならない気がした』適当な理由で、通常ではない行動をさせてはいけない。それは「ご都合主義」になる。何でもいいから、新宿へ行くという「選択」の理由を明確に。別に、気分がくさくさするから気晴らしにちょっとでも遠くへ行きたい、そうだ新宿なんかちょうど良いんじゃないか……くらいでいい。主人公に意思表示をさせないと、生きた人物として読者に印象を残せない。(適当な理由付けで人物をしっかり描くことは出来るが、それには高度な技術が必要)
『東京駅まで迎えにきた兄と一緒に、蒼は、はじめて山手線に乗った』東京駅から中野駅まで移動するのに、山手線は乗らないだろうな……中央線。できれば快速。
ただ、山手線に対する彼の気持ちが語られる部分はあった方が良い。
→ここで山手線に固執したのは、後に「すれ違い」キーワードに繋げるため?
『気ばかりが急くのを抑え』気が急いている様子は書かれていない。ちょっと作者が書き急ぎ過ぎている。前の「兄は何も食べずに」の件も、こういうことかもしれない。
『深夜、母は蒼の首を絞めにくる』の辺りはゾクッとして良いモチーフなのだが、それを淡々と感情の動きなしに説明してしまうので、せっかくのモチーフがあまり効果的ではなくなっておりもったいない。
『東京に出たあと、兄が何をしているのか、そういうことも共有されない――』この部分は、兄の大金のことと繋がっているので、「何かありげな書き方」をしてもちゃんと効果が出ている。やはり前提条件は大事。
『赤い痕が見えた』傷痕なら傷痕の形まで軽く触れた方が良いかも。初めて見た際にはリストカット痕だろうかと思っていたので。
第二章で視点人物が女の子に移ったが、序章からずっと少年視点三人称、それも実質的に一人称で書かれていたので、ここでの切り替わりに違和感が強い。しっかり三人称として書いてあればまだ良かった。こういう書き方でここに違和感を覚えないのは小説に不慣れな読者で、慣れた読者なら必ず戸惑うだろう。
『左袖がまくれていた』イレギュラーでまくれてしまったのなら、少年が見た時の描写にもそれを示しておいた方が良い。その瞬間にまくれて傷痕が目に入ったとか。というのは、最初から露出させていたのなら、当人にとってそれは隠さなくても良い程度の「どうでもいいこと」という価値しかないことになるから。違った価値を作者としてこの傷に与えるのなら、描写にも気を遣う必要がある。
『杏奈ちゃんのお小遣い、貸してほしいなァ』この場合の小遣いというのは、親・大人が子供に与えたものなのでは? だとしたら、こうやって子にたかる親が、最初から高額を小遣いとして与えていたはずもないと想像できるので、いったいどれほどの額をここでたかろうとしたのか、ちょっと理解と判断に苦しむ。
→後の描写で、この小遣いは父からもらったものだったのか? と一応納得は出来るが、最初から誤解のない方が良いので、母とのやり取りで、少女のセリフでその旨を書くなどした方が良いかも。
『杏奈は十二歳にしては背が高く、痩せていて』少年の方はほとんど外見に触れていないのに、少女の方には触れるのは何故だろう。
→実質が一人称の文体なので、本来は書きにくかったところ、ガラスに映る自分の姿、という客体をここで登場させられたから、であるのかもしれないなと感じた。
少女の家庭環境・情況を説明する必要があるためか、こちらの方が三人称の本来の書き方に近い。ただ、意図しているのではなく「説明する部分が多いための結果論」ではあるだろう。
『みんな、なにかと心当たりがある』ちょっと違和感。これだと「警察が来る理由に心当たりがある」という意味になる。どちらかというと、後ろ暗いところがあるから警察に会いたくない、とか言われる方が素直に納得は出来る。
『杏奈は、無言で踵を返す』踵を返すのは「来た道を戻る」の意味なので、新宿駅へ戻る意味になってしまう。
少女編のストーリーが少年編と比べてあまりにも重すぎてバランスが悪い。こちらの方がより具体性があるので尚更重みが増す。
『あの声の意味』その場面からここまでが遠い(枚数とか文字数以上に、少女のエピソードが続いていたという意味での遠さ)ので、その瞬間のフラッシュバックを描くなどして、「あの声」が誰の何なのか、読者に思い出させた方が良い。
『この同じ空を見ている誰かと――、すれ違う、いつか』ちょっと突然過ぎる表現。こういう章の終わり方にするなら、それが出てきても不自然ではないように下準備が必要。現状ではその準備がない。
『山手線を外回りで二週』周の字。しかしここまで目立った誤字はなかったので、その意味では優秀でさえある。
『もう終電が近い』日付が変わってしまった。いくらなんでも乗りすぎでは。お兄さん心配するよ。車庫に入る車両とかあるし。
読み終えると、「物語」ではなかった。小説として成立はしていない。
少年編の意味があまりなかった。具体性を欠く内容だったこともあり、より具体的で子細な描写があった、少女編の方がずしんと重たく心に残る。少年と少女の対比も、似た環境を作ってお膳立てはなんとかしたが、肝心な対比というところが読者に伝わらない。二人の間のバランスの悪さ、少女の重さが原因。
男女どちらのパートも、結局「起承転結」で言う「起」の内容しかなく、「場面」があるだけでストーリーという「流れ」にはなっていない。
特に小説の構造としてあまり良くないのは、序章が少年のもの「だけ」で書かれているので、読者に「少年の物語」であると思わせてしまうこと。それで印象に残るのは少女編の方なので、構造として良くなかった。
言うなればこの作品そのものが長編の序章でしかないので、これだけで一作品として評価することは出来ないかな。実際に長編として料理されたら、悪くないのではないかという、題材としての可能性は感じるけれども。
そう感じる重要な要素は、「足りない」ところはあっても、素人にありがちな「そんな馬鹿な」と思うような部分がなかったこと。話や描写の流れを作る感性は整然としており、「足りない」ところを技術や経験で補っていけば自然と上達が見込めると感じられた。
書かれた文章それ自体は悪くない、というのも同様で、ただ経験や技量が足りないだけ。このまま素直に伸ばしていけば、しっかりした良文が書けるだけの期待感はあった。
ただし、小説を読者を満足させる形で「終わらせる」ための経験は、基本的に自分で小説、その物語を「終わらせる」ことでしか得られない。習作として完結しない投げっぱなしな小説を書くことは良いけれども、短くて良いのでちゃんと「終わらせる」ことも積み上げていってほしい。
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ちょっと書き方が公募賞の選評みたいになっているのは、私がそれを仕事としてやったことがあるからですので悪しからずご了承ください。(名前が出るような審査員ではない、いわゆる「下読み」)
久保田弥代
2025年4月28日 10:55
追加で、三人称やら一人称周りのことを、自分のまとめのためにも別途で少し書いたので、そちらもここに貼ってみましょう。なにか参考になるといいのですが。
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○一人称の文体と三人称の文体について
・一人称の文は、一人称の視点人物その人が書いている。視点人物が知らないこと見ていないことなどは書けない。
・三人称の文は、視点人物とは違う別人がいて、「その人」(カメラアイ、ともいう)が、自身の目線を通して書いている。あくまでも別人なので、視点人物であるかのように書いてはいけない。また、視点人物には書けないことでも書くことができる。具体的にどう書くかは、「その人」と視点人物が距離的にどれくらい近いか、また視点人物をはじめとする登場人物の内心を知ることができるかどうか、によって変わる(主観的になることがあるか、常に客観的であるか、という違い)。本作の場合、この距離が非常に近く、ほとんど重なったところから書いているように思われる文章なので、実質的には一人称となっている。三人称文体では、視点人物と、「その人」との距離感はとても重要なので、その感覚を掴めるようになると良い。
拙作での例示:視点人物とカメラアイの具体例
・凍土の英雄
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880294543
カメラアイは、視点人物であるノーウェルから、5~10mくらい離れたところにいるイメージ。遠いわけではないが、さほど近くない。カメラアイが見たノーウェルの姿、様子について描写しているところも多い。ノーウェルの内心は知ることができるが、あまり距離が近くないので、彼の内心描写は――でくくって書いて、地の文に溶け込ませることはしていない。冒頭など、ノーウェルをカメラに収めないこともある。最終章ではノーウェルからカメラアイが離れており、族長・フェイという二人の中間にいるが、フェイはカメラアイに背を向けている。
・無制限アンデッド
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881305359
カメラアイはその「場所」にいて出来事を眺めている感覚で、誰かの傍や背後にいるわけではない。また、人物の内心を知ることがなく、誰かの考えている内心が地の文に表れることがない(なので登場人物たちの正体も知らないかのように描写している)。カメラアイが客観的なところから地の文を書いていて、誰かの主観に入りこむことがない、ということ。割と極端な書き方。
・三人称で難しいのは、「カメラアイが主観的か、客観的か」の区別や塩梅なので、読書時には「この作品はどのようなカメラアイの距離感なのか」を探りながら読むのも学びになる。
ミナト
2025年4月28日 12:51
初心者の文を、丁寧に読んでいただいてめっちゃ感激してます。
すぐ出来そうなところは直して、「文章に広がりを…」とか、これは、もっと上手くならないと出来ないのでは、というところは、部屋に課題として貼っておきます。
書かなくていいこと、書かないと読むほうが「?」と感じること、とても参考になりました。
前提情報不足がここ!と明示してもらえたので、それを頼りに一生懸命、工事してみます。そして、その順番も組み立て直してみます。言葉足らずで、いろいろ余計に悩ませてしまって申し訳…。
>少年と少女の対比も、似た環境を作ってお膳立てはなんとかしたが、肝心な対比というところが読者に伝わらない。
こんだけ私がポンコツなのに、汲み取っていただいて、さすがだ…!と思いました。なんだろう。自分がクイズの問題文を読み間違えたのに、回答者が経験豊富すぎて正解したみたいになってます…汗
やろうとしたことはそれなんですが、うまくいってないという…。
たぶん、長編は、まだ難しそうです。
なので、教えて頂いたことを踏まえて、この話をなるべく「こうしたかったんです」という形に近づけた上で、また別にちゃんと「終わる」というのを意識した短編を書こう、と思いました。
ただの通りすがりだったのに、こんなきちんと赤ペン先生していだいて、とってもうれしいです。
言葉にできないくらいよろこんでます←ズルい
お時間割いていただいて恐縮です。
本当にありがとうございました。がんばります。
ミナト
2025年4月28日 13:04
あれっ、お返事投稿して更新したら追加の文章が!
視点問題、めっちゃ助かります。
今一番そこで悩んでいるのでうれしいです。
久保田弥代
2025年4月30日 07:05
補足した方が良さそうなところがあったので、追記しておきます。もし今、「何言ってるのか分からん」となっても、後々技術や知識が満ちてくれば、分かるようになると思います。
『三人称で難しいのは、「カメラアイが主観的か、客観的か」の区別や塩梅』と書きましたが、ここでの「主観」とは、三人称視点人物の主観と重なる、というような意味です。この時に、「あくまでもカメラアイであり視点人物とは別人」という前提を忘れると、「一人称と変わらない書き方」になってしまいます。
対して「客観」は、誰かの主観に入り込むことなく、あくまでも「第三者」的な立ち位置を保つということです。
その「塩梅」という意味の中には、「基本的にはある程度客観的な立場から文章を書いているが、必要なときには主観的になって視点人物の内心を地の文で代弁する」というような使い分けが含まれます。(あくまでカメラアイは別人なので、『代弁』です。ここ地味に見えてとても大事)
主観的な三人称ということにしたから、最初から最後まで主観的に書かねばならない、ということはないし、逆に客観的で在り続けなければならないわけではない、ということです。その間を、一作の中で行き来してもいい。ただ、野放図に好き放題やると読みにくくなるので、その「塩梅」の見極めに読み書きの経験が必要になってきます。
(意識しながら20~30冊も読めば大丈夫でしょう)
私はそういうことをやったことはないですが、もしかしたらこのような三人称のカメラアイの「距離感」について感得するには、世間でいわれる『写経』というのが良いかもしれません。要するに既存の作品を丸写しするということなのですが、お気に入りの三人称の文体があれば、その本の一部で良いので書き写してみると、どういう「距離感」なのかヒントが掴めるかも、と思います。
(ただしこのお手本にはweb小説は使わないで。市販されている本になった小説を手本にしてください)
お節介でしたがこんなところで。いずれカクヨムか別のところか分かりませんが、こうした文体のことをまとめて書き残しておこうと思っていたので、考えをまとめられてちょうど良いところでした。
文章の練習、そして執筆、がんばってください。創作のセンスは良いものをお持ちだと思うので、期待しております。
ミナト
2025年4月30日 11:05
何度もありがとうございます。
お節介なんてとんでもないです!
今、おなじタイトルで(修正後)にしたものを下書きしていて、コメントを印刷したものとにらめっこしながら「ここは具体的な指摘だし直せたぞ」は斜線で消して「これは今すぐは無理だ。後回し」はマーカー、とか、ちまちまやってます。こういう「タスクを消していく」作業はすきなので楽しいです。
毎回すごく参考になります。
かなり迷走しているので、方向性はこっちだ、というのがわかるのはとても有難いです。
たぶん、私は「別人」で「代弁者」あたりの認識がちゃんとしてないみたいで。
司馬遼太郎やユゴーのように、地の文でストーリーテラーみたいなのが出てくるとさすがに変わってるな…とは気づくのですが、そこまで極端じゃないと、どんな距離感でも、そういうものって丸のみしちゃっていたので、もっと気をつけて読んでいこうと思います。
↑↑↑
「読者は憶えておられるだろうか…」とか語りかけてくるやつ。
写経は、今年入ってから三人称縛りで、少しやってみていて、江國香織さん、鷺沢萠さん、あたりです。前回のコメントを読んで「鷺沢萠さんのほうが視点が近い…?」とか探りながら打ってましたが、あまり自信はないです…。
行き来をすることもある、固定のものではない、ということだから、たまたま打ってた箇所がそうかもしれないし、私の判断基準自体がだいぶ怪しい…。
浅田次郎さんがそういうのやってたと、どこかで見た覚えがあって。
それは、たしか手書きだったから「パソコンで打っても大丈夫かな…」と若干不安だったのですが久保田さんもおススメなら続けてみます!
あ、『凍土の英雄』裏話の「森へお帰り」で爆笑しましたw
ちょうど今日誕生日だったので(IDの数字です)いい宿題をいただいて。うれしいです。一年後には、教えてもらったことがちゃんとわかるようにコツコツがんばります。
久保田弥代
2025年5月17日 14:03
大丈夫、読んでいますよw
いろいろ良くなっていると思います。お金に手を付けたくない理由なんかは、家具をそのまま使い続けていることともシンクロして趣があります。兄へのそこはかとないコンプレックスのようなものも垣間見えて、合わせて、主人公のキャラクター像も見えてくるようになりました。
西日がまぶしくて目覚める、というのはいいですね。当たり前にある自然現象って日頃意識しない分、こういう時になかなか出てこないものなので。そういうものをさりげなく使われると、虚を突かれるというか、ハッとさせられます。それを見いだせるセンスは良いと思うので、ぜひそのまま持ち続けて磨いて欲しいです。
ミナト
2025年5月18日 12:14
あ、読んだところに♥マークをつけちゃって、召喚みたいになってしまい…申し訳…汗 すみません&ありがとうございます。
感想というかアドバイスというか、たくさん何度もいただいてうれしいです。だいじにしてがんばります。
最近の読書はこんな感じです。
なんとなく自己流で分類したらこんな感じになってます。もらった本もあるので一貫性がないですが。
◆近い?グループ『路上のX/桐野夏生』『希望が死んだ夜/天祢涼』『愛じゃないならこれは何/斜線堂有紀』『星々の舟/村山由佳』
◆遠い?グループ『泡/松家仁之』『ジェントルマン/山田詠美』『同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬』
あと、久保田さんの近況の、自覚と無自覚のお話がとても面白かったです。『昇る日』すきなので、私は、自覚度が低いものが好きなのかもしれない…。フランス映画とか。ちょっと不親切というか。不親切って受け取ったらちがうのかも。むずかしいです。
まさしく劇団ひとり、は笑いましたw
そしてここは、訂正?編集ができないのですね…書くの緊張します…ヽ(; ゚д゚)ノ
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