「Black-Eyed Children」という三題噺を書きました。
https://kakuyomu.jp/works/822139837329562930・お題が「店」「通報」「机」ということで、「公園で遊んでいたら人型の怪異と出会い、近くの店に逃げ込んで通報してもらう」という案から話を書き始めました。
怪異のイメージとして「見た目は普通の成人男性なのだが目が真っ黒で言動もおかしい」というものを想像していたのですが、少し調べてみたところでBlack-Eyed Childrenというアメリカの都市伝説の存在を知り、それと絡めることにしました。
・和製ホラーで恐怖の象徴として見られることのある「目の黒い幽霊/人型の怪異」ですが、海外でも似たような存在が恐れられていることに興味を持ち、調べた結果を反映したのが冒頭のテレビ番組の内容です。
元々「虫や動物みたいな目だから不気味に感じるのかな?」となんとなく思っていたのですが、人間だけ白目が目立つような進化をした理由については知らなかったので勉強になりました。
それを踏まえると、目の黒い人間という怪異は人の形をしているのに人に視線を読まれないようにしている・意思疎通を拒んでいるというわけで、そういった点が本能的な恐怖を呼び起こすのかもしれませんね。