本日4/8、三連休の中日と好天という事もありまして「新宿御苑」に行ってまいりました。
御苑と言えば、桜の名所です。かなり多くの種類の桜が植えられています。
30年ほど前に桜について調べた時、妙な色合いというか「桜」というイメージを払拭する桜の花を写真で見ました。
その名前は「御衣黄《ぎょいこう》」
一口で言うと「緑色の八重桜」なんです。
正確には、萌黄色(黄緑色)を主に、白・紅色が少し混じっている桜です。
品種名もなんだか素敵ですし「緑色の桜」なんて、珍しいなぁなんて写真を見て感じました。
関東に来て「御衣黄」の事を思い出して、何処で見られるのかなと調べたところ、数か所ありますが私の住んでいる所から一番行きやすいのが新宿御苑だった訳ですが、今の今までなんだかダラダラしていたのと、開花時期がよく分からなかったという事もあり、ずーっとおざなりにしていました。
改めてい昨今調べてみると、開花時期は関東ですと例年4月中旬。染井吉野が散った辺りですね。
ファンも多い花で、開花時期辺りになると「御衣黄は咲きましたか?」と御苑に問い合わせが来ることもあるらしいです
そして今年、御衣黄の開花時期についてネットで調べた所ちゃんと御苑の公式Xがあって、そこに「御衣黄開花しました」の記事があったので、重たい腰を上げて御苑に出向きました。
そして新宿に行って、まずは腹ごしらえw
新宿で一番好きなラーメン店「麺屋 海神《かいじん》」で、十数年ぶりにその店のラーメンを楽しみます。
ここ、4-5種類の魚介がスープに使われていて、あっさりして上品な味わいのラーメンです。
そして御苑に出向いて入場。
平日という事もあり、人出は落ち着いていて少なくはないけどゴチャゴチャした感じではなく、歩きやすかったです。
客層の半分が外国の方ですね、観光というよりは元々日本に住んでいて、御苑に出向いてる方が多い感じがしました。
目的の「御衣黄」は、あの広い御苑の中で三箇所で見られるという情報を得ていたので、それと思われる場所を散策します。
入って5-6分ほど歩いて、第一御衣黄を発見しました。
前以て知識がなければ、それはとても地味な花です。
他の八重桜も多く割いている時期で、他の華々しい桜に埋もれてしまいそうな、薄緑色の桜です。
でも、先に言いましたが結構ファンが多い花で、常に数人の方が囲んでいて写真を撮ったり「これが御衣黄よー」と嬉しそうに見上げている人もいらっしゃる。
私も念願の花に出会えて、いっぱい写真撮りました。
実際に見る御衣黄は、思ったより白い感じでした。
縁が黄緑色で、それが白に移って中央は紅色が入ってます。
遠目に見たら、そこに「桜」が咲いていることも気づきにくいかもしれません。
「御衣黄」が創られたのは江戸時代。
緑色を基調とした花を、世に出したのは誰だったのだろうか。
地味な色の花に、お公家様以上の位しか身に付けられない色という意味合いの名前を付けた。
物珍しい花だと誇っていたのか、地味だから名前だけでも高貴にしようとしたかは、分からない。
でも、その職人にこう伝えたい。
「二百年経っても、御贔屓になさってる御仁が結構おりますよ」と
2026年4月8日
※カクヨム特典映像
はい、御衣黄の写真です。