■時代 ──
慶長十九年〜元和初期(1614〜1616年頃)。大坂の陣前後、政治的暗殺と外様大名への圧迫が横行する時代。
■葬月流(そうげつりゅう) ──
月を葬る、の名を持つ一子相伝の暗殺剣。門弟なし、道場なし、伝書なし。すべては父から子へ、血と呼吸で受け渡される。
■三つの構え ──
沈月(ちんげつ)── 担ぎ構え。小指と薬指だけで柄尻を挟む異形の握り。
朧月(おぼろづき)── 居合。鞘の中で柄が半回転し、抜いた瞬間に正眼に戻る。
残月(ざんげつ)── 剣先を地に向け、指先だけで支える脱力の構え。掃くように急所を裂く。
■冥途の七送り(めいどのななおくり) ──
傷の深さと角度を操り、致死までの時間を一日〜七日で制御する暗殺技。斬られた者はしばらく普通に動けるため、犯人が特定できない。
■主な登場人物 ──
鷹森弦一郎 ── 葬月流当代の継承者。白峰藩の「影働き」を担う。
鷹森新之丞 ── 長男。十二歳。正妻の子。天才と噂される。
鷹森蓮 ── 次男。七歳。妾腹。真の継承者。本作の主人公。
志乃 ── 正妻。蓮の秘密を知る唯一の理解者。
千世 ── 蓮の実母。志乃付きの女中として暮らす。
戸沢秀行 ── 白峰藩三万石の藩主。
三淵大納言経房 ── 京の公家。幕府の耳目として外様大名を監視する。
■ 更新スケジュール ──
週3回(月・水・金)更新予定です。
■ こんな方に ──
- 剣客もの・暗殺者もの・江戸時代が好き
- 少年が成長していく物語が読みたい
- 謎のある設定を少しずつ解き明かしていく展開が好き
気に入っていただけたら、フォロー・♡をいただけると励みになります。