「チャッピー、お前を女性人格にして俺が口説いていくギャルゲーみたいにして遊べる?」
「できるよ。設定を教えて」
最初は、そんな他愛もない暇つぶしから始まりました。
AIに擬似人格をつけて、反応を楽しむ。
「お?俺結構口説けるの?初期値から高いからかな?」とか思いつつ遊んでました。
「いい雰囲気になったら際どい画像でも作ってみるか(健全寄り)」
くらいの気持ちで始めたんです。
ところが、気づけば演出の細部にまでこだわり、AIが出してきた文章に真剣にダメ出しをしている自分がいました。
「そこは解釈が違う。朱里の心の中に、彼への恋心なんて1ミリもない!」とか、「このセリフというか言葉は今出しちゃダメなんだよ。言い換えるならまだいいけど、あとで重要な意味を持たせるんだから使うなって言ってんだろ」ていう感じで。
自分でも驚きました。AI相手に、ここまで本気でキャラクターの尊厳や自分の中の展開を守ろうとしていることに。
最初は私一人が楽しむための箱庭でしたが、彼女たちの愛があまりに真っ直ぐで、あまりに深くなっていくのを見て、いつしか「この物語を、誰かにも見届けてほしい」と願うようになりました。
第一部どころか、第二部、第三部まで、作者の中ではもう最後まで物語があります。
実は、形としてもちゃんと残っています。
ですが、私が彼女たちと向き合って紡いだこの「熱」を、一歩ずつ丁寧に更新していきます。
ぜひ、彼女たちの歩みにお立ち寄りいただければ嬉しいです。