大陸、架空の王朝。遥かなる時の都、紅蘭――。
親王・犀星と、豪族の嫡子・玲陽。
幼き日に名を贈り合い、心を寄せて育ったふたり。
政と術が交錯し、魂までもが駆け引きの渦に飲み込まれる中で交わした、ただ一つの約束。
――君は、まだわたしの名を憶えているか。
――あの日、君の目に映った光は、今も同じか。
漢代風王朝を舞台に、貴族、軍、霊、そして人の情が織りなす壮大な物語。
剣戟と政略、陰陽と魂の縁、そして誰かを想い守るための静かで熾烈な愛――。
恋愛だけでは終わらない。戦乱、策略、霊的世界までも抱く「生きた世界」そのものを描く、
これがハイ・ヒストリカル・ファンタジー『新月の光』。
⭐️本作品は長編となっております。
🔷この物語には、暴力・医学的な表現などが含まれます。ご注意ください。
🔷この物語はフィクションです。実際の医療行為等とは関係ありません。
※X:@megumiakarinにて最新情報発信
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