いつも当作をご拝読頂きありがとうございます。
カクヨムコン11が近づいておりますので、その前にどうしても皆さまにお伝えしたいことがあり今、近況ノートを書いております。
既に作品に付けられたタグを見られた方もいらっしゃるかも知れませんが、私の作品では生成AIで書かれたものをごく一部使用しております。
XなどSNSでの状況を見て頂ければお分かりになるかと思いますが、多くの方が生成AIで書かれた作品には凄まじい、悪感情と嫌悪感を持っていることは承知しております。
また私の読者様にもそういった方もいらっしゃるかと思います。
正直に申し上げまして、その感情は当然だと感じております。
AIで大量に生成した粗悪なコンテンツをお金儲けだけが目的で大量に投稿するなど、作品に情熱や愛着が一切ない、転売ヤーや情報商材屋のような最悪の行為です。
また、AIが学習したデータによる文章の執筆は著作権を侵害すると忌避感を持たれている方もいるかもしれません。
なので、AIは悪、利用するにしても資料作成や校正など補助的なものでなければならないと考えられるのはもっともだと思います。
そして、一部本文をAIに書かせている私に嫌悪感を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、私の一部利用はそういった方々が嫌悪されるものとは一線を画しております。
下記に、私の本文の書かせているプロンプトの画像を添付しております。
このように丸ごとAIに書かせたものは1つもありません。
また、AIが出力して出したものを、そのまま使うこともほぼありません。
AIが作成した文章は一話あたり多くても20%ほどです。
とは、申しましてもそれに疑問や異論を持たれる方も多いと思いますので、AIを用いた具体的な私の執筆方法もこれから記載いたします。
① 画像に記載されたプロンプトを打ち込みAIに文章を作成させる
↓
② 出力された文章を元にイメージを膨らませていき改変する。
↓
③ 改変終了後、また①に戻り続きの文章を作成する。
といった具合です。生成AIを使われた方なら分かるかと思いますが、AIは本当に流れや情景に合致しない変な文章を作成します。ハッキリ言ってそのまま使えないことが大半です。
なので大幅に改変しております。
ごく稀に一文をそのまま使うこともありますが、一話あたりを通して文章全体の10%にも満たない場合が大半です。
どうしてこんな面倒な方法をとるのか疑問に思われる方も多いと思いますのでその理由も説明いたします。
どう書いていいのか判断をつかない文章のイメージを固めたり、新たな着眼点に気づいて発展させるために、私はこの方法で執筆を行っています。
AIが出力したものは、ほぼほぼ使えないです。ですが、そういったものでも一旦固めてもらえばどう切り出して、どう展開するかのイメージを固めるためには非常に役に立ちます。
ただ、ごく稀にこれはいいなというものも出してくれるので、そういった場合はそのまま使います。
カクヨムコンでは、普段はAIを資料作りなど補助的に利用している私から見たら雲の上にいる高ランクの作家さんですら、A使用は自粛するという声明をSNSで出しています。
世論の流れを考えれば、私もAIの使用を自粛するのが正しい結論なのかもしれません。
ですが、私はAIを使ったスパンのようなことは行っておりませんし、この方法で本文を書いても著作権を侵害するとは思えません。
何一つ悪いやましいことは行っておりませんので、この方式で書いた作品で堂々と参加させて頂きます。
新しい技術ですので、悪用する人間が沢山現れ、多くの人が嫌悪感を抱くのは当然かもしれませんが、こんな短絡的な理由で便利な創作の道具が評価されなくなることは避けたいので、微力ですができる限り尽力させて頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
【追記・お知らせ】AI利用表記について
最近、カクヨムコン11のAI利用の区分の定義を改めて読み直しました。
これまで私は、自身の執筆スタイルを
「AI本文一部利用」に該当するものだと認識し、そのように近況ノートで記載していました。
ただし改めて整理すると、
私の執筆方法は以下のようなものになります。
・物語構成、設定、登場人物、視点はすべて自分で設計
・本文は自分で執筆
・AIは表現の検討、語彙の候補出し、推敲・校正など
あくまで補助的に利用
この点を公式の定義に照らし合わせると、
「AI補助利用」に該当する可能性が高いと判断しました。
現在、この認識については
念のためカクヨム運営にも確認を行う予定です。
いずれにしても、
作品そのものはこれまで通り
自分の責任で書き続けていきますので、
ご理解いただければ幸いです。
