拙作をお読みくださっている皆様、誠にありがとうございます。
10月3日19時および4日19時に分けて新作『森の中で』を投稿いたします。
本作はクラーク・アシュトン・スミスの創造したフランス南部の森林地帯アヴェロワーニュを舞台にした現代譚で作中の日時も2026年10月4日です。
スミスの作風を研究し、彼のような乾いた笑いを誘う皮肉的な結末になるよう努力いたしました。
あらすじ
現代のアヴェロワーニュに生きる詩人、モーリス・ギュイヨンは、科学と物質を崇め、神秘を忘れた現代社会を憎んでいた。
彼が求めるのは、失われた古き時代の魔術と神秘。
聖アゼダラク、偉大なる魔術師ガスパール・デュ・ノール、そして古代ヒューペルボリアの魔道士エイボン。彼らの足跡を追ううち、ギュイヨンはヴィヨンヌ大聖堂に秘蔵される稀覯本『エイボンの書』の存在を知る。
そこに記されていたのは、土星――古き名をサイクラノーシュという彼方の星に座す、偉大なる神ソダグイの伝説だった。
神秘の力を手に入れ、偉大なる先人たちをも超える存在となるため、ギュイヨンは森の奥で禁断の儀式を執り行う。
そして、神は彼の呼び声に応えた。
拙作ではございますが、お付き合いいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。