拙作『黒い繁茂』をお読みいただき、深謝申し上げます。
お読みいただいた皆様はお気づきかと存じ上げますが、本作は畏れ多くもラヴクラフトの『戸口にあらわれたもの』と世界観を共有し、『闇をさまようもの』にて主人公が小説として執筆しようとするも筆が進まず断念したメイン州の闇をモチーフにしております。明日、8月1日には最終話の投稿を予定しております。結末も決して優れた内容ではございませんが、闇を目前にした主人公の行く末をお見届けくださいますと幸甚です。
また明後日8月2日にはパリを舞台した短編『猫に九生ありとは……』を投稿いたします。こちらはパリを騒がせる連続猟奇殺人について、作家と画家の男女が神話的解釈を織り交ぜながら語り合います。本作はロバート・ブロックの作風を意識した内容となっております。
さらには、次回作として19世紀末ロンドンを舞台に東洋の神秘について語る作品を執筆中です。こちらはフランク・ベルナップ・ロングの作品よりインスピレーションを受けて執筆しております。
いずれも拙い内容で、お目汚しでございますが、皆様の暇つぶしにでもなればこれに勝る喜びはございません。