本作での矛盾点を解消する為の設定資料の一部になります。
【古事記】の【イザナミ】と【イザナギ】の【神生み】から生まれた【オオワダツミ】と【オオヤマツミ】の設定です。
【オオワダツミ】は【水竜】、【オオヤマツミ】は【白蛇】という【神獣】の姿(先住者の本性ともいいます)で、【天地開闢】の時代から存在していました。つまり、彼女らは【イザナギ】や【イザナミ】よりも古くからから生まれた存在となります。
本来、【四元素】(地・水・火・風)や自然物は、生活基準の“衣食住”に密着して身近であるため、自然に受肉して【人化】を覚えていきました。
【地】:地這いの者(ムカデ・大闇主之王《おおくらぬしのみこと》)
【水】:古竜(大海主之王《おおみのみこと》)
【火】:火の民
【風】:翼のある者
一方で、【山】や【海】といった領域は、【信仰】の対象であり生活圏からは少し遠かったため、自然受肉ではなく【儀式】による受肉が必要でした。その儀式こそが、【イザナミ】と【イザナギ】による【国生み】【神生み】です。
つまり、神話上の系譜としては「イザナミが生んだ」となっていますが、本質は「すでに精神体として存在していた古き存在に、イザナギ・イザナミが神話の器(肉体や位階)を与えた」ということになります。
したがって、元々が【精神体】同士であった【大闇主之王】と【オオヤマツミ】の間から、【闇嶽之王】が生まれるという矛盾も綺麗に説明がつきます。
また、未登場キャラクターの【須弥戸主之王《すみとものみこと》】は【大海主之王】と【オオワダツミ】という精神体同士の交わりによって誕生しています。
本作ではこれを、【精神体】×【精神体】=【個体】(マイナス×マイナス=プラスの理屈)という独自の理(ことわり)として定義しています。