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『追放されたオークは人族の街で肩もみ屋を開きたい』13 花嫁の歓待:前編を投稿しました

『追放されたオークは人族の街で肩もみ屋を開きたい』
 https://kakuyomu.jp/works/822139840628909278 

 最新話を投稿しました。

 13 花嫁の歓待:前編 婚約宣言
 https://kakuyomu.jp/works/822139840628909278/episodes/822139845418856942 

 なんだか妙に苦労した……実はあんまり、オークの里がどんなものかというのを考えていなかった。なにしろさっさと、飛び出しちゃいますからね。

 結末まで考えてある長編ではあるのですが、細かいところはどうしたって未来の自分に丸投げしてしまうので、今の自分になったときにちょいちょい躓きます。

 過去の自分に、もう少し考えておいてよと言いたいが、後の祭りである。


 では、ふわふわな設定語りの続きです。2回目は、政治経済とかそのへんの話。

□政治・体制:
 政治はとりあえず王政。ふわっと貴族社会。

 主な舞台のオースベルクは王国の南、辺境伯領の交易都市。オース川とベルク川が交わるところに発展した、水運で栄える街です。都市の壁外には農地が広がり、主に秋撒きの小麦を栽培しています。ほかには作中には出てきませんけど、牧畜をやってる地域もあるんじゃないかな。

 時々言葉だけ出てくる〈都〉と呼ばれる場所は王都ではなくて、辺境伯領の中心都市を指します。領主が住み、教育の中心などもここ。〈都〉に都市名はあるだろうけど、領主の家名も含めて考えていません。なお、〈都〉のそばには琵琶湖的な湖があったりします。オース川はこの湖から流れてくる設定。淀川みたいなもんです。

 辺境伯領は王国本土とは北の山脈で隔てられており、王国の歴史のなかでも若い領土です。物語開始の100年ほど前から亜人の土地への人族の入植が始まり、50年ほど前に〈開拓戦争〉(仮)と名付けられた(侵略)戦争で人族が切り取った土地という背景を持ちます。

 なので、戦後はしばらく先住民の亜人たちとのいざこざを抱えていたんですが、半世紀経つ今はすっかり(人族的には)落ち着いて平和になっている……。

 ――てな歴史設定は、わりと最近考えだしました。そもそも人族はなんで亜人と、とりわけオーク族と対立するのだろうか? というあたりを明確にしたかったからです。


 各都市の運営は、基本的に中央(辺境領なら辺境伯)から派遣された行政官と(作中だとハドリス)、主神神殿(マーロとモスハン)、護人組合(ムムカ)の三者合議で運営されています。街の要所を守る衛兵などは行政官の配下ですが、そのほかの治安などといったものはすべて護人組合の領分です。〈王都〉や〈都〉は、王家や領主の直轄の軍があるけれど、地方の武力は護人頼り。護人の話は、また後ほど。


□経済:
 貨幣経済が存在します。これは、作中に出てくる魔石と魔力を用いたもので、金本位に似ているけれど別物です(金はただの貴金属扱い)。

 魔術師が主に勤める造幣局のようなものを各国で持っていて、魔石を精錬し、秘術で魔力を組み込んだ硬貨を流通させている……といったイメージです。なのでたぶん、特殊な証文とかには魔力暗号なんかが用いられたり、地域や時代によってはクレジットカード的なものが存在しているのかも?

 そういえば、最初は魔力そのものを貨幣に詰め込むことを考えていたんですが、量が増えてしまうと貨幣そのものが危険物になってしまうので、考え直しました。

 通貨単位といった描写はあえて避けているので、そのへんもふわふわです。エンかもしれないし、ギルかもしれない。賞金稼ぎが出てくるようなエピソードがあれば設定を詰めたいですが、今のところまったく予定がないから大丈夫。

 魔石鉱脈が支配地にどれだけ存在するかというのが、経済力に直結します。作中で古代廃道の中に鉱脈が発見されますが、オースベルクでは街中に金山が発見されてウハウハだぜ! みたいなことになっていると思われます。

 なぜ街の地下に古代廃道があってそこに魔石鉱脈が……という根拠も考えてはありますが、話の筋に関係してこないので、物語としてはほかしてあります。


□人口:
 実はかなり、ふわふわです。

 オースベルクの人口は〝現状で〟1万人弱ぐらいを想定しています。平時で8,000人ぐらい。

 当初設定では8万人ぐらいでええやろ……と考えていました。水運の要衝都市大きいなとしか考えていなかった。

 しかし、「入植地が100年足らずで交易都市と呼べるだけの規模になったとして」と考えると、8万人は発展速度が異常になる。ということで、最大でも1万人ぐらいかなあと考え直しております。

 いずれにしろ、数字をだすとやっかいなので、作中では描きません。基本、オクオが見ている範囲で描写するので、オクオが理解していないもの、知らない知識や見えていないもの書きませんという姿勢でもあります。オークの里と違って人がいっぱいいるなあ……ぐらいで間に合ってしまう。


□度量衡:
 単位はメートル法。これは描写の都合ではなく、実際に彼らはメートル法を使っています。メートル原器的な物も持っているはず。知識の源は、古エルフから人類種に与えられており、その中に度量衡や文字といったものも含まれている……といった感じです。星の大地が丸いと人間が知っているかは……どうなんだろ? 物語に関わってくるなら考えるんですけど。

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 とまあこんなことを、話を作りながらつじつまを合わせるために設定しております。

 次回はたぶん、魔法の設定です。

 ではまた。

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