地元の郷土資料館で江戸時代に製作された鋳鉄砲その他の展示品を観覧、撮影してきました。
江戸時代の鋳鉄砲としては嘉永四(一八五〇)年に佐賀藩が反射炉、高炉を用いて鋳造した物が最古とされていますが、天保十五(一八四四)年に現在の埼玉県川口出身の増田安次郎が兵法家の高島秋帆と協力して甑炉を用いた鼠鋳鉄製の大砲を製作したようです。
たたら製鉄では柔軟性に乏しい白銑しか製造出来ない為、洋式高炉製鉄ではない鋳鉄砲が砲身が破裂せず残っているのは極めて貴重です。
大中小の三種があったようですが、残念ながら大中は戦後の物不足で盗難に遭い現存していません。
砲口の直径は写真では卵が入る位の大きさだったので6ポンド(57㍉)砲だったのでしょう。
