湖城マコトです。何かシュールなタイトルになっていますが、事実なので仕方がありません。本日投稿の最終話をもちまして、ホラー長編「何か」が無事に完結いたしました!
読者の皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
何か
https://kakuyomu.jp/my/works/822139837224731949※この先のお話には作品のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
さて、本作「何か」のキャッチコピーは「モキュメンタリーのような何か」となっておりますが、実はこの作品、作品そのものがモキュメンタリーなのではなく、作中劇としてモキュメンタリーが登場するホラー作品、という形になっております。「ような」というのはそのためですね。
何かこれまでと違う形でモキュメンタリーにアプローチしてみたいなと考え、登場人物たちが製作した、作中劇としてモキュメンタリーが登場し、それらが最後に線で結ばれたら面白いのではないかと考え、本作が誕生しました。
ちなみに、作中には大きく分けて三つのモキュメンタリー作品が登場しますが、実は全て、個別のモキュメンタリー作品のアイデアとして温めていたものです。例えば校内新聞は元々は、児童書向けのホラーのアイデアとして考えていたものでした。
アイデアを眠らせたままにしておくのは勿体ないし、出し惜しみなんて考えていたらコンテストで戦えませんから、全て投入しました! たくさんネタを消費してしまいましたが、また新しいネタを考えるだけです。
過去にもモキュメンタリーを執筆したことはありますが、10万文字超えの長編になったのはこれが初めてなので、また一つ、良い経験になったなと思います。
機会があればまた、モキュメンタリーには挑戦してみたいですね!
最後なりますが、あらためて読者の皆様に感謝を。
ありがとうございました!