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自分の中の因習村ホラーの原点

湖城マコトです。今回のカクヨムコンには「因果実」というホラー作品で参加しています。タイトルにもすでに「因」の字が入っておりますが……はい! 因習村ホラーですね(不敵な笑み)

因習村ホラーは短編も含めると過去に五作品程書いてきましたが、ふと自分が因習村(言葉としては知らなくとも)というシチュエーションを知ることになったきっかけは何だったのかと思い、記憶を手繰り寄せてみたのですが。恐らく自分の中の原点となったのは、小学生時代に漫画で呼んだ「金田一少年の事件簿」だろうなという結論に至りました。初期のお話だと「異人館村殺人事件」とか、「飛騨からくり屋敷殺人事件」とか、主題はミステリーなのですが、ホラーも顔負けの恐怖演出共々、強く印象に残っていますね。

ホラーを書く時は毎回ミステリー要素も入れたくなってしまうのですが、この点も少なからず影響を受けてる気がしています。やはり子供の頃に触れた作品というのは、思い出であると同時に、創作的な意味で血や肉になっているのだなと感じる今日この頃です。

語り出すと止まらないので、一先ずここまでにしておきますが、いつか「金田一少年の事件簿」を含め、自分がこれまでに通ってきた作品について語るエッセイでも書いてみたいですね。

最後に少し、現在連載中の「因果実」の宣伝を。

過去に多数の失踪者が出ている夜墨と呼ばれる地域。それぞれ異なる理由で夜墨を訪れた二人の男が、夜墨に渦巻く狂気と陰謀に巻き込まれていく。ダブル主人公でお届けする因習村ホラー!

https://kakuyomu.jp/works/16818093090504558314

2件のコメント

  • 金田一少年は本当に面白かったですね、やはり原点というものはありますよね。ホラーとミステリー両方のいいとこ取りが良かったのかもしれませんね。
  • 木沢様。コメントをありがとうございます!

    人間の恐ろしさ的な部分もそうですし、初期は特に顕著ですが、奇怪な格好の怪人(犯人)のインパクトが抜群で、今見ても普通に怖いです(笑)

    未読だったエピソードは読み切る前に自分で推理をしてみたりもして、そういう思い出も含め、とても印象深い作品でした。
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