Roquen様、本当にご来訪、ありがとうございます。感謝しております。
僕個人的にMMTが「全くよく判らず」、その割には伝染病のような強力な伝播力に少々、怖気付いているような状態です。特に「誰が本流なのか判らん?!」という状態でしたので、ご来訪頂いた時、むしろ「ようやっと友人を得た」かのように喜んだのですよ(爆
ミンスキーモデルは否定のしようのない現実で、資本家・投資家の愚かさだと僕も思いますが、MMT派の人たちはこの愚かさを「中銀を使ってコントロールしようとしている」のではないか?と疑っています。そして「それは無理だろ?」と思っているのです。
銀行は特別な存在で、市中銀行が民間企業に資金供給をし、中銀は国家のインフレをコントロールする…という分業があって始めて成り立つのであり、中銀は政府と国債を使って信用創造をすべきと考えています。なのでRoquen様の「彼らは成長や好景気よりは、好景気の帰結としての恐慌の防止を目指している」という、ご指摘を頂いて「…やっぱそうなのか?」的な絶望感さえ抱いています。
恐慌の阻止+完全雇用達成を、中銀と政府紙幣を使って同時に可能にする…というつもりなら「出来るかーっ(# ゚Д゚)!」です。出来るなら1840年代に既にやってます。不可能だったからイングランド銀行を建てたのですから。また現在のリーマンショックのような愚行は、1980-90年代にアメリカで行われた金融緩和政策の悪影響と考えていて、CDS規制の骨抜きや複雑な金融商品への規制の緩和の悪影響の方だと思っていますから、もはや金融政策ではなく政治の失態だった訳で、FRBや中銀が出る幕ではないとも思うのです。政府が悪いということですから…。
恐慌と失業は金融上の失敗…という『単なる結果論』でしかない現象を、恐慌阻止と完全雇用のために金融全般を統制下に置く…などというのは主客を逆にした理屈で、ますます不可能だと思うようになっています。もしこんなのをやりたいのなら、日本のように米ドル100兆円も持っている国に迷惑をかけないようにやってもらいたいものです。例えば韓国みたいな国で実験して、成功したら、それを使えばいいのですから。誰にとっても良い話です。成功すれば…の話ですが。
確かな知見をいただきまして感謝しています。どうぞ、これからも是非とも宜しくお願いいたします…m(_ _)m