皆さん、遅ればせながら、読んで下さって有難うございました。
思えば、子供の頃、観光で清水寺に行って以来、ずっと『検非違使忠明』の話が気にかかっていたので、こういう形で、頭の中で思い描いていた一つの仮説を小説にすることができて本当に良かったです。
『今昔物語集』の中には、当時、実在した人物の話や、顕かにできない事情があるのか、別の名前で書かれている人の話や、名もない市井の人々の話など、いろいろと興味深い話が沢山あるのですが、今回は、『検非違使補任』『権記』などから美努理明という人をモデルに書きました。
歴史小説の登場人物達も、突き詰めれば現代人と同じ感性を持っているのではないかと思うのですが、今昔物語集には、実際、いろんな人達の話が載っており、ネタには事欠きません。
また、この話を書いたことで、いろいろな方々に感想をいただき、とても得難い経験をすることができました。
本当に有難うございました。
➡ デリカテッセン38 様へ
素敵なレビュー有難うございます。
レビューをいただける! って、本当に嬉しいものなんですね。
大切にします。