みなさん、こんにちは。
友達がいない私が白黒猫と世界を救うなんて聞いてない!(一ノ瀬紡の物語)読んでくださり、本当にありがとうございます。
今回は、ちょっとだけ私の本音を話させてください。
この小説は、私が小学生のときに実際に味わった「痛み」と「孤独」を、SFミステリーという形に変えて書いた物語です。
当時の家は、ほぼ地獄でした。
重度のアルコール依存の父親と、「あなただけが私の希望。勉強して、私を楽させて」と毎晩のように最もらしく洗脳を繰り返す母親。
家に帰れば、私は母親の愚痴を聞くだけの私は感情のゴミ箱でした。
塾だけが、唯一の逃げ場。
家から母を楽させるために勉強しに行く(嘘)と合法的に逃れられる場所。
でも塾で勉強範囲を先取りしすぎたせいで、学校の授業は退屈で、成績は常に学年トップクラス。
読書感想画で表彰され、詩で横浜市から表彰され、音楽の授業では先生に「伴奏をあなたに代えたい」と言われる……。
クラスメイトの女子の目が、なんだか冷たかった。
「先生のえこひいき」「ガリ勉」「浮いてる」。
いじめとは少し違う、もっと静かで、じわじわと心を削る独特な空気。
家で抱えている秘密は母に口止めされ誰にも言えず、ただ笑顔を作って目が悪くないのにメガネをかけて。ノートを取るしかなかった。
あの頃の私は、本当に息が詰まっていました。
第2章で紡が友達に「ストレスで頭おかしくなっちゃった?」と笑われるシーン——
あのどす黒い空気感は、私が実際に肌で感じた「その居心地の悪さ」そのものです。
もし、あの塾の帰り道のトンネルで、未来の自分(自分が子供を我欲で怒鳴り散らすモンスターと化した姿)と出会ってしまったら。
お母さんのために全てを我慢した先で、大嫌いな母のようになった自分を見てしまったら——。
私はその「もしも」を、真剣に考えました。
そして、12歳の女の子に「もう一度、自分自身が幸せになれる未来を取り返してほしい」と願ったのです。
この物語は、ただのありふれたファンタジーでも、薄っぺらいきれいごとでもありません。
小さな肩に大人の事情を背負い、必死に耐えていたあの頃の私と、今もどこかで同じような痛みを抱えているあなたのための、運命への力強い反逆の物語です。
不思議なハチワレ猫と、たった1枚のポケモンカード?を手に、
12歳の紡が自分の未来を変えていく姿を、どうか最後まで見守ってください。
まだ読んでいない方は、ぜひ第1章も覗いてみてください。
あなたの胸の奥の、忘れていた何かが少しでも動いたら……それが、私にとって一番嬉しいことです。
第一話⬇️
https://kakuyomu.jp/works/2912051601592410818/episodes/2912051601592446626
第二話⬇️
https://kakuyomu.jp/works/2912051601592410818/episodes/2912051601593148010
第三話⬇️
https://kakuyomu.jp/works/2912051601592410818/episodes/2912051601593255082
第4話⬇️
https://kakuyomu.jp/works/2912051601592410818/episodes/2912051601596311932