前回の近況ノート公開から早数年、仕事に忙殺されて、というのもあまりに情けない言い訳ですが、少しずつ、亀の歩みで原稿用紙に万年筆で草稿を書き付けていました。
その間にもプライベートで様々なことがあり、墓場まで持っていくつもりの秘密を「湖畔」の設定に密かに落とし込んで活かせないかと最近は考えていたりと、転んでもただでは起きないを地で行く日々を送っています。
私事で恐縮ですが、高校生の時に統合失調感情障害を患って以来、なかなかに生きづらさを感じておりますが、個人的に一番キツいと感じているのが、長時間の読書ができなくなってしまったこと。
敬愛するオスカー・ワイルドやウィリアム・トレヴァーの作品が積読になっていることに切なさを感じることもありますが、焦りは禁物なので、感情のコントロールを心掛けつつ、じっくりと文芸に向き合っています。
メンタルの不調で現在休職中ということもあり「湖畔」の孝次と同じ境遇となった今現在、やっと心身を休めつつ写真と文芸に取り組めつつあるというのも皮肉な話ではありますが、これを良い機会と捉えて「湖畔」を完成に向けて書き進めたいと思います。
追伸:ここ数年は毎年コンスタントに木崎鱒を釣り上げることが出来ていて、ようやくコツが掴めてきた感があります。「湖畔」を書く上で鱒釣りの描写は避けて通れない道ではありますが、実体験という厚みがバックボーンになってくれている実感がありますね。