読者の皆様、いつも『ダンジョン深層の『安全地帯』で、S級冒険者に定食を振る舞うだけの簡単なお仕事』をお読みいただきありがとうございます😊
ご要望がありましたので、第10話まで読み進めていただいた方向けに、現時点での登場人物と世界観の整理資料を作成いたしました!
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登場人物紹介
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【トオル(主人公)】
年齢:22歳
職業:結界師(Fランク)→ ダンジョン料理人(自称・ギルド非公認)
本作の主人公。現代からの転生者。ブラックな冒険者ギルドから「厄介払い」として、人類未踏のダンジョン99階層へ強制転移させられた不遇な青年。
性格は慎重かつ常識人ですが、料理のことになると熱が入るタイプ。本来は戦闘力皆無の結界師ですが、保有するユニークスキル『絶対安全圏(サンクチュアリ)』があまりに規格外なため、地獄のような環境でも涼しい顔で生活できています。
「死にたくない」一心で店を開きましたが、腹を空かせた客(たとえ魔物でも)を放っておけないお人好しな一面があり、その料理と人柄が殺伐としたダンジョンに奇妙な「縁」を生み出していきます。
得意料理:定食屋で出てくるような茶色いおかず(生姜焼き、唐揚げなど)
【エリザ(ヒロイン)】
年齢:19歳
職業:S級冒険者(二つ名:剣姫)
若くして冒険者の頂点に立つ、銀髪碧眼の女性騎士。
戦闘能力は人類最強クラスですが、ダンジョン深層への単独行による疲労と精神汚染で死にかけていたところを、トオルに拾われます。
性格は武人らしく冷徹でストイック……に見えますが、本性は美味しいものに目がない食いしん坊。トオルの料理(特に豚肉の生姜焼き)に胃袋を掴まれ、最初の常連客となりました。
現在はトオルの店を「唯一安らげる帰る場所」と認識し、店を守る最強の用心棒としても活躍します。
好きなもの:トオルの手料理全般、甘いもの(隠している)
【クロ】
種族:???(黒猫)
役割:店の招き猫兼マスコット
99階層に突如現れた、金色の瞳を持つ黒猫。
トオルの店に勝手に住み着き、当然のように鰹節や料理を要求してくるふてぶてしい性格。トオルの結界内を自由に出入りし、時には人間の言葉を話すなど、ただの猫ではない風格を漂わせています。
第10話時点では「喋る猫」ということ以外、正体は不明ですが、ダンジョンの魔物たちが恐れをなすほどの「格」を持っています。
好物:高級な鰹節、マグロ
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世界観・用語解説
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【奈落のダンジョン・地下99階層】
本作の舞台。通称「神々のゴミ捨て場」。
マグマが流れ、空気は硫黄に満ち、S級モンスターであるドラゴンやキマイラが雑魚として跋扈する地獄のエリア。
本来であれば人間が生存することは不可能で、数秒で即死するか、精神を病んで発狂する過酷な環境です。トオルの店以外に安全な場所は存在しません。
【深層食堂(しんそうしょくどう)】
トオルがギルドからの支給品(簡易店舗設営キット)を使って建てたプレハブの定食屋。
外観は赤提灯と暖簾がかかった、昭和レトロな定食屋風。
トオルのスキルによって守られているため、店内はエアコンが効いたように快適で、外の騒音や熱気も一切入ってきません。
極限状態の冒険者にとって、この店で温かい飯を食うことは、ポーションを飲む以上の回復効果(主に精神面)をもたらします。
【スキル:絶対安全圏(サンクチュアリ)】
トオルが持つユニークスキル。
「トオルを中心とした半径5メートル」を、あらゆる干渉から隔絶された聖域にする能力。
物理攻撃、魔法攻撃はもちろん、毒、熱、寒さ、そしてダンジョン特有の「精神汚染(瘴気)」さえも完全に無効化します。
本来は身を守るだけのスキルですが、トオルはこの中で料理をしたり、寝床を作ったりすることで、移動式の要塞兼自宅として活用しています。
強度は測定不能。ドラゴンのブレスだろうが、スタンピード(魔物の暴走)だろうが、ガラス一枚割ることはできません。
【アイテムボックスと食材】
トオルが所持している魔法の鞄。
ギルドから追放される際、「餞別」として大量の食材(米、野菜、調味料)や建材、魔導調理器具を持たされました。
水や火は魔導具によって無尽蔵に供給可能ですが、野菜などの食材は有限であるため、今後の在庫管理がトオルの悩みの一つとなりそうです。