『その風は西の向こうからやってくる』2話「ふたつのカデンツァと弓」更新しました。
1話で少し見えた紫帆の不調が見えてきます。
そして理久がどんな演奏をするのか。
そしてパガニーニアーナに続いてふたりのカデンツァを見た直はどんな反応をするのか……。
まだまだエンジンが温まらないように感じられるかもしれませんが、
徐々に直に変化が出てきますのでお楽しみに。
そして紫帆ですが、キャリアモデルは実際にいるヴァイオリニストのHIMARIさんをモデルにしてますが、
演奏そのものはマキシム・ヴェンゲーロフという方をイメージしています。
音がかなり太くて伸びやかです。華やか。
参考に、こんな演奏をする方です。
Maxim Vengerov plays Mozart Violin Concerto No. 2, BBC Proms 2006
https://youtu.be/37-x1PWBhzU?si=SAzOJZimh6n--76R
実はパガニーニアーナの元になった24のカプリースの動画もあったんですが、
オフィシャルじゃない動画なのでここには貼り付けません。
気になった方は探してみてください。
紫帆のパガニーニアーナの冒頭のイメージはその演奏となっています。
『その風は西の向こうからやってくる』
⇒第1話 パガニーニアーナ
https://kakuyomu.jp/works/2912051595463201104/episodes/2912051595463357326
⇒第2話 ふたつのカデンツァと弓
https://kakuyomu.jp/works/2912051595463201104/episodes/2912051595608743594
よろしければお付き合いください。
次は3話です。
自宅に帰った直。
ヴァイオリンを構え、何をするのか……。
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ここはちょっとネタバレの話なんで読んでから戻って来て欲しいんですが、
ヴェンゲーロフ系の演奏をする紫帆がカデンツァで
ヒラリー・ハーン(透明感のある演奏をします)系の組み立てをして
音と解釈が自分の中でかみ合わなくて焦ってた、と言うのが真相です。
それに気づける理久は相当耳が良いし付き合いも長いってコトなんですね。
ちなみに、ヒラリー・ハーンという方はこういう演奏をする方です。
この方の演奏も私は好き。
Hilary Hahn - J.S. Bach: Partita for Violin Solo No. 1 in B Minor, BWV 1002 - 4. Double (Presto)
https://youtu.be/iEBX_ouEw1I?si=VNk4ISVdkvQrhu0c