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AIツール利用との向き合い方について

無辜の蹉跌(を含めた私の作品)は、私が一話一話、大切に紡いでいる物語ですが、文章の推敲・編集作業において、AIツールの助言を部分的に活用しています。

正直に申し上げますと、この事実を公表することに不安がないわけではありません。「AI利用」という言葉だけで、読んでいただけなくなるのではないか、批判を受けるのではないか...そんな恐れも抱いています。

しかし、実際に私の物語を読んでくださった方なら、きっと分かっていただけると信じています。

この世界に息づくキャラクターたちの葛藤、彼らが紡ぐ人間関係の機微、独特の世界観...これらは、AIが生成できるものではありません。70項を超える物語の一つ一つに、私の想いと時間を込めています。

AIは私にとって、より良い文章をお届けするための「編集パートナー」です。重複表現を見つけてもらったり、読みやすさの改善案(ここを「AI本文一部利用」と私は受け止めました)をもらったりしています。しかし物語の根幹は、全て私自身のものです。

透明性を大切にしたいという想いから、カクヨムのガイドラインに従い「AI本文一部利用」タグを付けさせていただきました。

この作品に込めた想いが、皆様の心に届くことを願っています。
どうか最後まで、私の紡ぐ物語を見守っていただければ幸いです。

長尾驢(黒)

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