こんばんは。『音に、音はない』第49話を更新しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818792435869696813/episodes/16818792438991541700今回の話は、自分でも語りたいことが本当にたくさんあります。
前半は、もし私自身の現実だけを切り取ったなら、とても暗い話になっていたかもしれません。もちろん後半で反転させるつもりはありましたが、「生涯青春」という言葉を風さんに教えてもらうまでは、具体的な形は見えていませんでした。その言葉を聞いた瞬間、私の頭に浮かんだのは、母と物理の先生でした。
物理の先生には双子のお子さんがいて、私と同じクラスで勉強していました。二人とも先生と同じように頭がとても良くて、それぞれ難関大学へ進みました。男の子は途中で進学をやめてしまいましたが、女の子は工学系の学科で博士課程まで進みました。本当に一生懸命で、心から尊敬できる友人です。
その先生はいつもにこにこしていました。そして55歳の誕生日に、娘さんの携帯から私の「お誕生日おめでとう」のメッセージに返信をくれたんです。そこにはこう書かれていました。
「80歳になっても私は青年だ。青春というものは永遠にある。私はいつまでも若者だ。」
そして母もまた、とても明るく青春を体現する人でした。本当に大事な試験の前日にカラオケに連れて行ってくれたり、クレーンゲームを一緒にしてくれたりするような人です。今回の話の中に出てくる「走るシーン」は、まさに母が現実にやりそうなことだから入れたんです。
もちろん今回の話で多くの人が注目するのは「傲慢の二つの形」だと思います。
🌟でも私がこっそり伝えたいのは――今まさに勉強している学生のみなさんへ、「勉強ってすごくいいものだよ!楽しいんだよ!勉強は裏切らない!」ということです。
大学に行かなくても道はあります。でも大学に行って少し遠くまで歩いてみたり、違う街や国で景色を見てみるのも悪くない。世界は広いし、見に行く価値があると思います。人にはどうしても努力では変えられない現実があるけれど、「勉強」だけは自分の努力で必ず変えられるんです。そう考えたら、勉強ってすごく価値のあるものだと思いませんか?だから、全国の高校生のみんな、頑張って!
最後に――今日は私の猫と犬、どっちが人気かな? 栗は今日シャンプーして、ふわふわでいい匂いですよ〜アイスクリーム姫は、ぐーぐー寝ちゃってます。
明日はもう金曜日。みなさんも楽しい一日を過ごせますように!