こんばんは、『音に、音はない』第32話を更新しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818792435869696813/episodes/16818792437882094479満月の夜も、弦月の夜も、これまでに書いてきましたが——
今回は「雲に隠れた月」のお話です。
正直、今回の月の描写と漢文の先生のシーン、ちょっと“栗パン味”が濃すぎたかも……って自分でも思ってます(笑)
恋愛小説としてどうなんだろう……って一日中悩んだのですが、結局、この雰囲気で書きました。
実はこの月の描写は、昨夜の本物の月を見ながら書いたものです。
ずっと霞がかかっていて、輪郭がぼやけていて、でも確かにそこに「在る」って思える月でした。
ちなみに今夜の月はとても明るいです。信じられない方は、ちょっと窓の外をのぞいてみてください。
星がまたたいて、月もあなたを待っていますよ。
そして、恋の描写について。
今回は……ちょっとだけ、私、意地悪をしました。
澪くんの「伝える力」を、あえて奪ってしまいました。
だって、本当に好きな人には、どうしても言えないことってあると思うから。
だから代わりに、一曲の歌を置いておきました。
この歌で、彼の気持ちが届けばいいなと思って。
ちなみに、今回、初めて自分の文章で泣いてしまいました……TOT
選んだ楽曲は、原曲もとても感動的なのですが、今回は別バージョンをリンクにしました:
https://www.youtube.com/watch?v=cD8YSOzrjRg&list=RDcD8YSOzrjRg&start_radio=1この話を読んだあとに聴いても、聴いたあとに読んでも、きっと音羽と澪の想いが、より伝わると思います。
おまけ:今回を読んだ犬の写真です〜(笑)↓
明日も、みなさんが元気で幸せでありますように。