追伸:前のイラストは、最後の二話の楚湛言のイメージとはちょっと違ったので、変更させていただきました。ごめんなさいTOT
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拝啓、酒と妖を愛するあなたへ
🍷『百妖百酒』第一部、完結です。
——「また、どこかで『酒館・蘅』が開かれるその日まで」
こんばんは、栗パンです。
今日は、二話更新いたしました。
ついに……『百妖百酒』の第一部、ここで一旦区切りとなりました!
第三話:
https://kakuyomu.jp/works/16818622177275768136/episodes/16818792436618013011第四話:
https://kakuyomu.jp/works/16818622177275768136/episodes/16818792436625764845長いようで短かったこの旅。
妖と酒、人と想いが交わる物語に、ここまで付き合ってくださった皆さん、本当に本当に、ありがとうございました。
この物語は、
「人と妖が、酒を通して出会い、語り合い、心を交わす」——そんな一つのコンセプトから始まりました。
はじまりは讙《カン》の「歌」、そして畢方の「火」、九尾の「幻」、英招の「庭」、孟極の「辛」、顒の「声」、駁の「刃」——
そして、すべてを繋いだ白澤《ハクタク》の「知」と「選択」。
それぞれの妖怪が持つ記憶と願いに、主人公・蘅音《コウイン》は、ひとつひとつ真っ直ぐに向き合ってくれました。
彼女の言葉、彼女の酒、彼女の「在り方」が、私自身にもたくさんの気づきをくれました。
🌹実はこの一ヶ月、ほぼ毎日更新してきました。
どこか無茶しながらも、書いていてとても楽しかったです。
累計で10万字以上(後書き抜きでも)となり、私にとっても一つの節目です。
🌕今後のことですが……
「第二部」も必ず書きます。
ですが、その前に少しだけお休みをいただきます。
理由は単純。「山海経の妖怪設定を、改めて整理したい」からです(笑)
『百妖百酒』第二部は、またこのアカウントから更新予定です。
リンクは変わるかもしれませんが、フォローを外さずにいてくだされば、通知が届くようにします!
これからもまた、妖たちとの不思議な出会いを一緒に旅していただけたら嬉しいです。
🎵讙《カン》が最終話で歌っていたあの歌。
実は、簡単にですが音楽版も作ってみました。
リンクを貼ってありますので、よかったら聴いてみてください。
https://suno.com/s/VhZtFlntt7DjqCTG人も、妖も。
どんな存在も、自由に、幸せに生きられる世界でありますように。
枠に縛られず、誰かの声に怯えることなく、自分の選んだ人生を、堂々と歩けるように。
それが、この物語を通して描きたかった、小さな願いでした。
また、「酒館・蘅」で会いましょう。
その時は、あなたにぴったりの一杯を用意して待っています。
——栗パン拝