写真を整理していたら、この一枚が目に留まりました。
「猫島」を一緒に歩いてくださったすべての方に、心を込めてお届けしたい写真です。
この写真は、あの日、私が想像した「空気の中に広がる真っ青な海と、すぐそばを泳ぐクジラ」の感覚そのままで。
どこか、「百妖百酒」に登場する二番目の妖が私にくれた、あの印象にも似ている気がします。
さて、「猫島」の連載が終わってから、どの作品も星が6つ以上減ったことに気づきました。
これがいわゆる「猫島効果」の終わり、だったのかもしれません。
ある『夏の味』では、一晩で10個以上も星が減って、正直ちょっとびっくりしました(笑)。
でも、意外と心は静かでした。きっと、少し成長できたのだと思います。
他の人がどう思おうと、私の小説を読んでもらえなくても、私はこれからも変わらず、書き続けていきます。
そして、もうひとつ、お伝えしたいことがあります。
明日から、少しずつではありますが、読む時間を控えめにしていこうと考えています。
というのも、今月はみなさんの応援に応えたくて、毎日4時間以上、いいねやコメントをくださった方の小説を読んでいました。
その4時間は、日々の更新とは別に確保していた時間です。
何時に起きて、何時に寝ているか、だいたい想像がつくかもしれませんね。
けれど最近、いいねだけを押して、実際には読んでいない方が少なくないことに気づきました。
ですので、そうした方の作品には、今後は無理に足を運ばないことにしました。
これからは、本当に心から交流したいと思ってくれている方との時間を、大切に使っていきたいと思っています。
そのような方々へ、心から、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございます。
夏がやってきましたね。どうか、熱中症などには気をつけて。
みなさんが元気で、穏やかな日々を過ごせますように。
そして、最後にどうしても伝えたいのはひとつだけ。
たとえ「猫島」が終わっても、あなたの毎日が、幸せでありますように。
私の小説を真心で応援してくださるすべての方に、心から感謝しています。
その想いに、私も精一杯の力でお応えしていきたいと思います。
おやすみなさい!良い夢を!
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以下の内容は本来、ミラさんへのお返事として書いたものなのですが、昨夜のぼんやりした自分よりも、少しだけ整理できた気がしたので、追伸として加えさせていただきました。
お互いに尊重し合いながら、気持ちよく過ごせる日々でありますように。
「まさにミラさんが言ってくださった通りのことを、私も感じていました。
猫島の小説を通じて、カクヨムのSNS的な一面を強く意識するようになったんです。
Noteに「いいね」をくださる方はたくさんいますが、私のNoteには毎回、作品のリンクも貼ってあります。それでも実際には、内容までしっかり読んでくださっている方は少ないのでは……と、感じるようになりました。
「いいね」だけ押されて、作品そのものには目を通されていない。
そんなやりとりが続くと、自分の作品が本当に大切にされているのか、つい考えてしまうようになりました。
だったらその時間を——
本当に作品を読んでくださって、心を寄せてくださる方々のために使いたい。
そう、心から思ったんです。
だから、私は決めました。
優しくしてくれる人には、ちゃんと応えたい。
想いをくれる人には、想いを返したい。
尊重してくれる人を、私も大切にしたい。
ミラさんのような方と、これからも一緒に頑張っていきたいです!」
