みなさん、こんにちは。
新しく『栗パンの取扱説明書』というシリーズを始めました。
今後、このシリーズの更新は作品ページ内でお知らせし、ノートでの告知は控えさせていただこうと思っています。
今日はそのご案内として、特別にひとつだけノートを投稿させてください。
https://kakuyomu.jp/works/16818622177072806815そして、今日はこっそり二話分、更新してみました。
最近、少し考えることがありました。
ノートという場所は、どうしても「近況を伝えるための手紙」のような形になりがちで、もう少し深い話や、背景にある想いまでは、なかなか書ききれないこともあります。
そして、理由は大きく三つあります。
🕊️一つ目:みなさんが、あまりにも優しいから
もし急に重たい話を書いたら、読む方の中には「大丈夫かな」と心配してくださる方もいるかもしれません。
でもそれは、みなさんがとても優しいからこそだと、私は思っています。
📚二つ目:作品に関わる深い背景について
『雪の刃』や『転生林黛玉の憂鬱』、そして構想中の『三国時代の女性たち』や『山海経』など、
どれも中国古典の世界観をベースにした物語です。
その背景には、どうしても漢籍や風俗の解説などが必要になり、
「興味のある人にだけ、静かに届けばいい」と思う気持ちがあります。
ノートで広く通知するよりも、このシリーズの中で丁寧に残していく方が、自分には合っている気がしました。
☕三つ目:自分と向き合う場所として
ノートは読者のみなさんと交わす温かな日記のようで、とても楽しく、幸せな場所です。
けれど、『栗パンの取扱説明書』は、もう少し静かで、少しだけ内向きな空間かもしれません。
まるで、ゆったりとしたカフェで、一杯のコーヒーやお酒を片手に、
ぽつり、ぽつりと語らうような——
そんな場所にできたらと思っています。
🌹もしノートが「咲き誇るバラの花束」だとしたら、
このシリーズは、誰にも気づかれずそっと咲く、一輪のバラのようなものかもしれません。
もしご興味のある方がいらっしゃれば、ぜひ覗いてみてください。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。