……ということで、えー、まず最初に告知をば。
暗闇坂は12/3㈬に新作短編ミステリを投稿します!
タイトルは『古本屋・飛び石巻数の謎』です。
内容は古本屋を舞台とした日常の謎モノです。4000文字弱と短いので、サクッと読めてタイパ高いっすよ。お楽しみに。
昔は短編の方が書くの得意とか思っていましたが、短編は短編で書くの大変でした。短いゆえに細部が気になるというか、書いては消し書いては消しを繰り返して全然終わらねーでやんの。たかだかこれだけ書くのに何日かかんだよって思いながら完成。
これはもう長編とか短編関係なく、そもそも小説を書くのが苦手なのかもしれない。
今年発売されたミステリの個人的ベスト5。
1位 千年のフーダニット 麻根重次
2位 変な地図 雨穴
3位 アミュレット・ワンダーランド 方丈貴恵
4位 探偵機械エキシマ 松城明
5位 神の光 北山猛邦
……まァそんなに読書してないのですが、最新の本格ミステリも一応チェックしてます。このミスより本ミス寄りのラインナップです。特殊設定ミステリばっかりになってしまいましたが、私がそういうのが好きということですね。中でも設定を上手く使ってインパクト抜群だったのが『千年のフーダニット』でした。2位の『変な地図』はシリーズ名物キャラの栗原さんが主役の冒険ミステリ。雨穴さんってあの奇抜な仮面の所為でホラー作家扱いされてますが、彼の真骨頂は怒涛の伏線回収と意外な真相というミステリ全振りみたいなステータスなんですよね。そして新作が出る度に本格度が上がっていっているという。ミステリファンはもう少し評価高くてもいいんじゃないかと思います。