『勇者ホイホイの殺人』
https://kakuyomu.jp/works/16818093080102427872……というわけで、完結しました。
あとがき込みでの10万字なので、コンテスト期間中に少々加筆しますが、『勇者ホイホイの殺人』と前日譚の『竜の国の殺人』でこの作品は完結とさせて戴きます。
魔法ありの設定でのミステリということで、何時もと勝手が違い難しい部分もありましたが、書いている間は夢の中にいるようで本当に楽しかったです。
私自身は「キャラが独り歩きする」という現象に対してとても懐疑的で、それが良いことなどとは全然思わなくて、「それって作者が物語を制御できてないだけなのでは?」とまで思うのですが(異論は認めます。すみません)、今回に関しては「ユウキならこんなときどうするか?」という思考からトリックを思い付くというそこそこレアな体験ができました。
……キャラが独り歩きというのとは少し違うかもですが、『竜の国の殺人』はそういう意味で思い入れのある話になりました。
今年のカクヨムコンはこの作品一本なので更新はありませんが、皆様の作品は引き続き見て回ろうと思っています。
まだ『勇者ホイホイの殺人』をお読みでない方、いらっしゃいましたら、騙されたと思って一話だけでも読んでいただければと思います。おしまいにはきっちり騙してみせますので。